岐阜の縄文展を見に行った思い出 31 縄文ZINE_note 2019年9月16日 16:23 土岐市美濃陶磁歴史館の企画展「東美濃の縄文土器」展のエース土器。このバランスがたまらない。 関東の土器型式「加曽利E」をこんなにも忠実に作ってみたり こんなになんちゃってな「加曽利E」があったり 修道院の手燭台のような香炉型土器があったり 見て見て、こんなに可愛い土器も。 ピンクのグラデとぽってりした器形がたまらない。 ここからは岐阜市歴史博物館で開催中の「縄文人のくらしと心」展の土器。最初はこの辺りでよく見かける咲畑式土器から。これも地味に煮炊きに不向きな形をしている。すげえ洗いづらいし、何この口の形状。 山梨長野の勝坂式の影響を受けた土器。猫の手のような突起がたくさんついていて、ニャーニャーうるさそうな土器。こういういろんな地域の影響を受けてるのがこの地域の特徴のようだ。 北陸の影響を受けている土器。 岐阜の火焔土器との異名も。派手好き。 動物の装飾がついている。これも中部高地の影響か? 北陸の顔と中部高地の手を持つ変な生き物が四辺に付いている。なんなのいったい。ケムンパスなのか。 キャプションではネズミと書いてあったけど、、なんなのいったい。 土偶もあるよ。山形土偶。空飛びそうな形している。 御物石器トーマスと名付けよう。 土偶もいい顔だけど、右のお前、なんで鼻と鼻の穴しかないんだ。 気に入ったのはこのメタボな有孔鍔付。十和田現代美術館にあるエルヴィン・ヴルムの太った家と車を思い出した。 いい顔! 岐阜市歴史博物館の展示めちゃくちゃ充実していて面白かったなぁ。9/23までなので行ける方はぜひ。やっぱり岐阜には岐阜の縄文があって面白かった。 31 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート