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【日経225オプション】8/22ボラティリティトレード考察

皆さんこんにちは。
オプショントレーダーの蒼井です。

しばらく夏休みでのんびりしていまして、数日ぶりの更新になります。
この間も多少トレードはしましたが、いつもの感じなので割愛します。

さてそれでは、今日も相場観測とトレード考察を行います。

また、今日からボラティリティトレーダーの視点に重きを置いた考察をすることにします。

【注意事項】
・正確な情報提供に気を付けていますが、内容の正確性及び安全性を保証するものではありません。
・読者に対し売買を推奨し、または指示するものではありません。
・投資は自己責任で、自信の判断に基づき行ってください。


日経平均株価

「日経平均プロフィル」より

前日比135円下げで引けました。
こういう動きをすると、「ここから暴落する勢」「上昇目指す押し目勢」の意見が活発になりますが、未来はどうなるか分かりません。

ボラティリティトレーダーは、どの支持線(抵抗線)を突破するとIVが上昇するのか(コール側もプット側も両盛りするのか)に注意を払いながら原資産の観察を行うべきです。

今のところ、前回抵抗線だった28400円を割れた時の急落、あるいは29200円から29400円を突破する時の急騰には気を付けます。


日経平均VI

日経平均の下落に合わせVIは上昇しています。

ここからポーンと20超えすることがあるので注視しましょう。
そういう時は少額のロングストラングルでも利益を抜くこともでき…ないこともないです。
あまり勧めません。


スマイルカーブ(IV)

YouTubeチャンネルゑもんレポート
【日経225オプション取引戦略編】さんより

これまでスマホアプリの画面をスクショして貼っていましたが、微妙に手間なので「ゑもんレポート」さんのYouTubeちゃんねるのスクショにしました。

見方が複雑なので習得に時間がかかるかもしれませんが、これが読めるようになるとトレードの精度が飛躍的に向上します。
先物しかトレードしない方でも見れるようになると便利ですよ。

さて今日のIVは、原資産の下落に対して、ほぼ横ばいで推移しました。
この程度の動きでは、投資家は動揺していないということです。

「急落が来る!」と慌てて先物をショートした人は、行ったり来たりで含み益になったり含み損になったりやきもきしたと思います。
そうなると勝率50%の丁半博打です。


経済イベント

今週は製造業PMIの発表やジャクソンホール会議などの経済イベントがあります。
詳細は他のSNSやYouTube等で取り上げられるでしょうから割愛しますが、相場の変動に対する心構えをしておきましょう。
イベント時は盛り剥げが取りやすいこともあります。


相関指標

最近、米国指数との相関が高まっています。
米国市場は200MAを割れ下落気味ですので、特にナイトセッションでの変動に気を付けてください。

ダウ先物チャート

世界のETF市場

世界のETF市場
直近1週間のヒートマップ

あらゆるセクションが弱く、強いのはエネルギーくらいです。
シルバーやゴールドなどはさらに弱いですが、日経平均と相関してないのであまり気にする必要はないでしょう。


トレード考察

当面は「28400円割れ」「29000円超え」の動きに注目することとします。

ボラティリティトレードにおいて「お手付き」は禁忌です。

例えばナイトセッションで一時的に先物が28600円を割れるようなことがあったとしても、急落急落!とフライングしないようにしましょう。

28600円を緩やかに割れた場合は、おそらくIVは盛りません。
(急落は別)

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

このnoteではオプションに関する質問を受け付けています。
特に初心者さんからの質問大歓迎ですので、書いてほしいことがあればコメントをお寄せください。



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