こどもの精神医学ハンドブックを読む

ここでは発達の過程やそこで注意すべき点、どのような名称があるのかについて述べられている。特に注意散漫なことをもって注意散漫多動性障害であると決めつけるのはおかしいことや、コミュニケーションに困難がある場合に抽象的ではなく具体的に比喩ではなく直接的な表現を使うほうがよいことなどが書いてある。ここらへんのことは臨床医でないとわからないだろう。

それ以外で子供の秘密基地的なものが外でなくなりつつあるということや遊びが自然の中ではなく家の中でのゲームになっていてそこが懸念されるという記述があった。住宅地の造成や人口密度の関係でそうなりつつあるかもしれない。ゲームでもチェスのようなボードゲームの遊びがある。それについてどう考えたらいいだろうか?
一つは二拠点生活をして、別荘で暮らすような機会を作ることが有効かもしれない。一人では簡単だが、家族ではどうだろう?
二つ目は百科事典や知識がまとめられているサイト、非電源系のゲームは知育にどんな影響を与えるかということ。レゴでの遊びも含む。外で走り回るだけが遊びではないと思う。百科事典をでたらめにめくったり、インターネットで公開されているpdfの本を翻訳ソフトウェアを使ったり、辞書を使ったりして読んでみることはあるだろうし、友達とチェスをすることもあるだろう。保護的な環境下での運動もある程度は必要だろうが、それ以外にも大切なことはあるだろう。


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