隠居のコツ、敷居は意外と低い

隠居で検索したら迷っている人がいたのでこんな風に生活すれば楽だということをまとめておく。

不動産にかかるコストを計算する。これを最小限にするために情報収集、地縁、血縁、様々なつながりを活用する、実行に移す。失敗したらまたやり直す。これを繰り返せれば繰り返してみる。
日本は首都圏以外は地価は下がっている。首都圏でさえ例えば八王子や厚木、小田原、木更津、安孫子、水戸、春日部、所沢などはあまりコストがかからないわりに交通機関は便利だ。意外と買ったはいいものの持て余している不動産を持っている人はいるので個人間の交渉で何とかなる場合がある。その場合相場よりも安くなる。
身内の持て余している家や別荘に住む。これはただになる場合がある。これができるなら一番楽だ。

食。自分で調達できるならそうしたほうがいい。様々な工夫をすれば暇つぶしにもなるし、マインドフルネスのようなことも場合によってはできる。曹洞宗の日常すべてのシーンが修行というアイディアを使えば創造的なことができるかもしれない。
具体的に一人で食べる分には30000万円もあれば足りる。運動をしていてもこれで何とかなった。基本的にむね肉や魚の缶詰、卵、納豆をたんぱく源とする。野菜は旬のものを買うと高くはない。業務スーパーが近くになくても心配はない。ドラックストアは商品券が使える場合があるので近くにあったほうがいいかも。

通信は楽天ひかりを使うと一軒家で5200円くらい。電話回線は楽天モバイルで1000円くらい。ほかに安い組み合わせがあれば教えてほしい。

ライフラインにかかるコスト。電気代は夏で6200円くらいだった。エアコンを一日の大半つけていてもこれくらいだ。エアコンを使わない時期は100wくらいで3000円くらいで済んでいる。水は上下水道で880円くらい。もし汲み取り式トイレなら年間で25000円くらいの費用がかかる。水洗のほうが安上がりだ。

もしコンピューターを使うなら減価償却の考え方を使って費用を5年かけて払うように考えるといいと思う。ドスパラなら分割払い48か月ができる。自分で組んだほうが同じ値段で性能の高いデスクトップpcを組むことができる。酷使しなければ10年くらいは使えるかも。いま使っているThinkpadは製造されてから10年たっているがまだ快適に使えている。中古でも十分使える。どのような性能を求めるかよく調べてから買うとなんとかなる。

使える制度はなんでも使う。自治体によって移住したらお金をもらえるところがある。心の調子が悪くなったらすぐ精神科へ行き、初診日を早めに取っておく。1年6か月たったら障害年金をもらえる可能性がある。県庁所在地かその近くの自治体なら精神科のクリニック、病院は必ずある。
もし会社を持っているなら補助金を使える可能性がある。自営業でも使えるものがあったはず。
生活保護はよく余裕のない生活と言われるが、年75万円くらいで生活できれば余裕だ。家賃はかからないし、医療費もかからない。余ったお金は自由に使える。ケースワーカーによっては辛辣な態度を取ってくる場合があるかもしれないが、過剰な就労指導は問題とされているので担当者の上司またはその自治体の政治家に苦情を言うと態度を改めることがある。これは自治体によって異なるからよくわからない。その地域にどんな政治家がいるか調べてみるとヒントになる。関西はあまりきつい態度をするケースワーカーをあまり見ないと聞いている。尼崎や神戸、奈良、京都など。

別にサブスクリプションサービスを使う必要はない。無料で楽しめるものはたくさんある。映画のカットシーンを集めたサイトやデッサンポーズが大量にのっているサイトがある。

こういうの。図書館に映画の作り方のような本があるのでそれを読むのもいいかもしれない。消費者のような態度でいると結構経済的にも心理的にも楽にならない。どうせ暇つぶしするならどのように作るかを考えたほうが楽しいと思う。

基本的に日本で食うに困るということは起こりえない。それは忘れないでほしい。制度や様々な社会資源を使う意思があればあとは何とかなる。逆に一人で何でもしようとすると地獄になる。一人で何でもできるように社会はできていない。

いまはこれくらいしか言うことはない。何かまた気づいたら書いていこうと思う。



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