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●完全版:7/11(月)◆日本は「エネルギー大国」なんです。世界第3位の「地熱発電」の凄さにぜひ気付いてほしい……(写真は、秋田県にある東北電力の澄川地熱発電所)

【注】
下記の文章は、前半のみですが、もし100%掲載の「完全版」
をご希望のかたは、お求め下さい。毎回、後半部分が、真髄です。
山田の熱い思いが綴られています。

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。


◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2022年7月11日(月)号

No.4372

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、省略しています。
でも、人生のヒントになれば嬉しいです。



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。



▼本日の目次▼

【1】

本日は、電子書籍「社会の裏側!」の新作
原稿です。後日、公開する予定。
(隔週月曜日に、ここで発表しています)

今回のタイトル
↓↓↓

日本は「エネルギー大国」なんです。世界
第3位の「地熱発電」の凄さについて!



==================

【1】

本日は、電子書籍「社会の裏側!」の新作
原稿です。後日、公開する予定。
(隔週月曜日に、ここで発表しています)

~本日の「短縮版」のほうでは、前半だけ
を掲載しておりますので、ご了承下さい~

==================



今回のタイトル
↓ ↓ ↓
__________________

日本は「エネルギー大国」なんです。世界
第3位の「地熱発電」の凄さについて!

~現在の日本の「エネルギー自給率」は、
わずか11%。外国に天然ガスなどを依存
していれば、いつ戦争などで止まるか分か
りません。でも、原発の再稼働のような愚
かな行動だけは止め、このような自然エネ
ルギーの開発に全力を入れるべきです~

__________________



【目次】……と言うより、レジメのように
内容を記載しておりますので、これだけで、
およその概要が分かるかと思います。

★(第1章)

それなのに、政府は、叫びます。この猛暑
でも国民は、大いに我慢すること。電力不
足なのだから、節電のためにエアコンは出
来る限り使わないようにすること。でも、
熱中症には気をつけること。んんんん?

★(第2章)

だから、この「地熱発電」を、その二の舞
にさせてはいけないんです。なにしろ、中
国企業たちには、相手の国(とくに日本)
を、少しでも良くしようという発想など、
元々ありませんからね……

★(第3章)

一つは、オーソドックスな「フラッシュ
(減圧沸騰))発電」。そしてもう一つは、
その応用の「バイナリー発電」。この後者
の発電環境だと、原発8基分のエネルギー
を、半永久的にまかなえるんだとか……







★(第1章)

それなのに、政府は、叫びます。この猛暑
でも国民は、大いに我慢すること。電力不
足なのだから、節電のためにエアコンは出
来る限り使わないようにすること。でも、
熱中症には気をつけること。んんんん?



今回、急いでこの原稿を書いているのは、
「原発再稼働」の動きが、人々の間でモゾ
モゾと頭を……もたげているからです。

その現実を、最初に頭に置いていただいて
から、下記をどうぞご覧下さい。

暑い、熱い、暑い、熱い……。

この夏。

日本列島は、「電子レンジの中に」突然、放
り込まれたかのようです。

誰が何と言おうと、年々、日本の夏も外国
と同様、過ごしにくくなっている感があり
ます。

ぼくの子どものころ。

家の窓やドアはすべて、大きく開放してい
ました。

そして、ググググゴツン、ググググゴツン
……なんて奇妙な声を立てながらゆっくり
と首を振るアナログ扇風機クン(笑)。

それに、いまのような「体を壊す合成の蚊
取り線香」じゃなく、自然の香りが溢れた
蚊取り線香の匂い。

そうした雰囲気の中で、家族みんなで縁側
に座り、スイカにかぶりついていたモンで
した。

ああ、あのころは良かったなあ(……なん
て、しみじみと言うようになれば、年を取
った証拠。笑)。

★★★

当時、家の中では誰も、熱中症などにはな
らなかったし、そんなこと、考えたことも
なかったし。

団扇(うちわ)や扇風機、それに玄関前に
撒(ま)いた打ち水などで、十分、涼しか
った。

そう言えば、当時は、熱中症じゃなく、「日
射病」……と言っていましたなあ。

ぼくなど、いまでも「日射病」という言葉
が、口からポンと出てきますもの。

つまり、家の外で、太陽の日射に照らされ
たら危ないよ……ということだったわけ
ですね。

家の中で倒れるいま、まさか日射病という
名前ではおかしいので、熱中症というよう
な名前に変えたのでしょう。

つまり、行政も医療界も、これらへの対策
は何もせず、ただ単に「名前を変えた」だ
けなんですね。

熱中症になる原因を、ふだんの食事内容も
含めて、人類はもっと真剣に考えるべき
じゃありませんか。

★★★

それなのに、政府は、叫びます。

この猛暑でも国民は、大いに我慢すること。

電力不足なのだから、節電のためにエアコ
ンは出来る限り使わないようにすること。

でも、熱中症には、十分、気をつけること。

んんんん?

……いったい、ぼくたちは、どうすればい
いのです?(笑)

節電してエアコンはなるべく使わず、国民
たちは熱中症でどうぞ倒れなさい……とい
うことなのでしょうか。

そんなことより、昼間でもネオンがギンラ
ギンラのパチンコ店や、24時間、天井一杯
に電灯を付けっぱなしでいるコンビニ店な
ど。

あちらはどうなのです?

何か、節電する場所や方法が間違っている
のじゃありませんか。

国民を熱中症で倒させる前に、行政が企業
に働きかけるなど、することはいっぱい
ある。

まあ、でも、コロナ禍を考えますと、「国
民ファースト」でないことぐらいは、もう
とっくの昔に分かってはいますけどね(笑)。

★★★

だけどいま、家の窓を少しの間でも全開し
ようものなら、たちまち熱中症にやられて
しまい、救急車のお世話になることになり
ます。

いったい、地球のこの変化は、どうしたも
のか。

とくに、お年寄りや病人、小さな子どもた
ちにとっては、日本の夏を越すことが「い
のちがけ」となりました。

ところが先述したように、政府の言うこと
とは……。

エアコンなどの電気は、なるべく使わない
ようにして、節電に全力を尽くして下さい。

だけど熱中症対策には、万全に……。

これでは、水分調整機能が劣ったご老人や子
どもたちは、いったい、この夏、どうすれば
いいのでしょうか。

無事に過ごせるのでしょうか。

あ、そうか。

アナログの団扇(うちわ)などを、せっせ
と使えというのでしょうか。

いやあ、いいですなあ(笑)。

★★★

とにかく、地球全体が、いまのままの状態が
続くならば、今後毎年、こうした「猛暑」が
続くことになることでしょう。

それは間違いありません。

現在、地球全体としては「氷河期」に向かっ
ているようですが、人類の愚かな行為のため
に、今後は、暑くなったり寒くなったりとい
う、いまのような事態が続くことになるでし
ょうね。

縁側に座って、涼しい空気を浴びながらスイ
カをかじるような夏は、もう体験できないの
かもしれません。

そうなると、「エネルギー貧国」と言われてい
るニッポンでは、今後、どのようにすれば
まともに生きることができるのか。

だって電気が止まれば、もう国民は、生きて
は行けません。

それぐらい、電気は、ぼくたちのいのちにと
って、大切な●●なんですね(●●は、下記
の設問をご覧下さい)。

エアコンだけの問題じゃなく、パソコンやス
マホ、ラジオ、冷蔵庫、電灯などが一瞬でも
止まれば、大変なことです。

★★★

パソコンやスマホが動かなければ、外からの
情報は入ってきません。

冷蔵庫が止まれば、食品は腐ってしまう。

エアコンが止まれば、熱中症になる。

部屋の中が真っ暗では、一度でも転(ころ)
んで骨折でもしようものなら、とくに年配
者にとっては、いのちに影響します。

なにしろ危ない。

それほども、いまの日本には、エネルギー
が不足しているのか。

いのちに影響するほどの猛暑でも、電気は
使えないのか。

そこで、次章では、本当に日本は、「エネル
ギー貧国」なのかどうか。
そのあたりを述べてみたいと思います。

結論を言えば、日本は、「エネルギー大国」
なんです。

そして、日本の未来は、明るく輝いており
ます(笑)。

だから、いつものように「悲観はしないで」
下さい。

なぜ、「エネルギー大国」なのか。

ささささ、次章をどうぞご覧下さい。




★(第2章)

だから、この「地熱発電」を、その二の舞
にさせてはいけないんです。なにしろ、中
国企業たちには、相手の国(とくに日本)
を、少しでも良くしようという発想など、
元々ありませんからね……



冒頭でも述べましたが、何度でも言います。

今回、急いでこの原稿を書いているのは、
「原発再稼働」の動きが、人々の間でモゾ
モゾと頭を……もたげているからです。

2011年の、あの「原発大事件」。

フクシマ発の放射性物質汚染が、あれほど
も「全地球的規模で広がった」というのに、
もうその記憶は、とくに政治家たちの頭の
中では薄くなっています。

そして、今夏のような猛暑が続きますと、
「エネルギー貧国と思われている」日本で
は、「それ、やはり原発が必要だ」と。

そして、彼らは叫びます。

電気の供給が止まったらどうするのか。

CO2削減のために火力発電も減らすべき
だ(これはもちろん必要です)。

しかも、中国企業が日本に乗り込んで進め
ている「太陽光発電システム」では、日本
の自然破壊が顕著である(これは事実です)。

風力発電では心許(こころもと)ない。

だから、安定した電力のためには、「原発」
が必要なんだと。

……こうなるわけですね(その結論が、お
かしい。笑)。

★★★

まあ、分からないわけでもありません。

深く考えようとしない多くの政治家たちに
とっては、そのような思いになるのでしょ
う。

「原発」の周囲には、莫大なオカネが落ち
ていますからね。

国民ファーストじゃなく、「自分だけファ
ースト」の人たちにとっては、きっと美味
(おい)しい案件なのでしょう(笑)。

でも、国民たちのいのちや未来のことを考
えれば、「原発」再稼働なんて、トンデモ
ナイこと。

1986年4月。

あのウクライナ(旧ソ連)で起きた20世
紀最悪のチェルノブイリの原発事故を、覚
えていらっしゃいますか。

★★★

4号炉が動作実験中に制御(せいぎょ)不
能となり爆発しました。

そして、ウクライナのほか、隣のベラルー
シ、そしてロシアに、放射性物質が大量に
降下し、原発半径30キロメートル圏内が
居住禁止区域となったのでしたね。

そのとき、「まあ1週間ほどで、またすぐ
に自宅に戻れるからさあ」……なんて役人
たちに軽々しく言われてバスに乗り込んだ
住民たち。

あれからなんと、30数年以上経ったいまも、
自宅には戻れません。

そして、放射性物質が漏れ出すのを防ぐた
めだと称して、「石棺(せっかん)」と呼ば
れるコンクリート製の構造物で原発を覆
(おお)ってしまいました。

まあ、ナンとも原始的な対処方法。

でも、人類には、これぐらいしか対策を
する方法が見つからなかったわけですね。

★★★

つまり、この「原子力の技術」は、人類に
とっては手を出すべき分野ではなかったの
です。

だって、「自分で制御できないもの」には、
絶対に手を出すべきではないからです。

どれだけスピードが出ても、ブレーキの効
かないクルマを、あなた、運転したいです
か。

それと同じこと。

原発は、今後、必ず大事件(大事故)が起
こります。

このチェルノブイリでは、現在、老朽化の
ために新たなシェルターを建設中のようで
すが、原発の解体や内部の放射性廃棄物の
取り出しには、まだ数十年はかかるとされ
ているんですね。

まあ、トンデモナイことです。

こんなものを、日本各地で「再稼働」させ
てはいけません。

もう、フクシマの人たちの涙を見るのは
イヤですからね。

★★★

それで本題です(笑)。

原発もダメ、太陽光発電システムもダメ、
火力発電もダメ……となれば、日本のエ
ネルギー対策はどうすればいいのか。

現在の日本の「エネルギー自給率」は、わ
ずか11.8%なんです。

その大半を輸入に頼っている。

これは大変なことです。

たとえば天然ガスなどは、いまウクライナ
で戦争を起こしているロシアに大きく依存
しているんですね。

外国で、今回のような戦争が突然に勃発
(ぼっぱつ)すれば、外国にエネルギーを
全面的に頼っている日本は、即、エネルギ
ー切れとなります。

とくに、前章で述べたような猛暑がやって
くれば、たちまち多くの日本人がバタバタ
と倒れることになるでしょう。

★★★

エネルギーを外国に頼っているほど、危険
なことはありません。

どれだけオカネを積んでも、向こうに拒否
されれば、それまで、ですからね。

先の太平洋戦争でも、日本に運ばれるエネ
ルギーや物資を、外国勢によって突然スト
ップさせられたため、起こったものでした。

どれだけ日本だけが「平和憲法」を持って
いたとしても、ダメなものはダメなんです。

敵国が平和憲法を持っていればいいのですが、
戦争しようと考えている国が、そんなものを
持っているはずもありません。

まあ、いずれにしても、いまの日本は、本当
に「エネルギー貧国」なのでしょうか。

どう思いますか。

あなたが自分の考えだと思っていることのす
べては、マスコミや学校教育の影響です。

自分で考えたようで、そうではない。
他者の意見なんですね。

★★★

じつは、他国も羨(うらや)むほどのエネ
ルギーが、日本に存在します。

それが「地熱資源」なんですね。

え、「地熱資源」?

はいな。
その「地熱資源」なんです。

これは、海の中でもなく、陸地の中に存在
するエネルギーですから、簡単に得ること
ができます。

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