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●完全版:11/23(月)◆「新型コロナウイルス」が拡散しているいまこそ、100歳人の「腸内細菌」を、見直したい!(リンクが開かない場合は、コピーして検索窓に貼って下さい)


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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

     ★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

    (本誌は、100%掲載の「完全版」です)

       2020年11月23日(月)号
            No.3888

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2配信スタンドから合計
約5200部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、冒頭に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空でのんびりと旅をする雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。



   


             ▼目次▼

【1】山田の電子本「社会の裏側!」の本邦初原稿です:

  「新型コロナウイルス」が拡散しているいまこそ、
  100歳人の「腸内細菌」を、見直したい!


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作
   品集!ぜひどうぞ:

  (先日の木曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
   いないかたのために、再度お載せします)

   ■ネイルサロンで、美容部員たちが倒れる理由。
    あなたのマニキュアの「3つの問題点」をお教
    えしよう!
      (「即実践マニュアル」第24話)



___________________________

【1】
    ▼山田の電子本「社会の裏側!」本邦初原稿▼

 (毎週「月曜日の早朝5時」を楽しみにしていて下さい)

後日、概略などを付けて、電子本として公開する予定ですが、
読者のかただけには、いち早く、こうしてご案内しています。
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        【今回のタイトル】
           ↓ ↓ ↓
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「新型コロナウイルス」が拡散している
いまこそ、100歳人の「腸内細菌」を、
見直したい!

~ぼくたちが学ぶことは、効果も分から
ないワクチンなどより、この「腸内細菌」
でしょうね。しかも「100歳人」の好
きな言葉「ありがとう」から学ぶことは~

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           【目次】
★毎回、この「目次」では、その概略を載せています。


★(第1章)

そして、ここが大事なことなんですが、100歳以上の人に
「好きな言葉」を聞いた調査もしています。これによります
と、「ありがとう」など、周りの人への感謝の言葉や、思い
やりの言葉を挙(あ)げる人が、なんと3人に1人もいたと、
言います。このことは……

★(第2章)

この「新型コロナウイルス」が世界中で広がっているいま、
ぼくたちが本当に「元気な長寿者」になる要件は何なのか。
いまの「100歳人」の食事はアテになりません。自分で
作っていないですからね。そうじゃなくて、一番大切なこ
ととは……

★(第3章)

1979年(昭和54年)12月に、理研の研究員だった光
岡知足さんと、医師の古守豊甫(こもりとよすけ)さんがい
っしょになって、この棡原のご老人たちの「腸内細菌」を、
一軒一軒回って、調査したものなんですね。いやあ、これは、
本当に、大変な手間をかけた調査でした。それによれば……

★(第4章)

いま、開発されている「新型コロナウイルス」のワクチンは、
従来あるワクチンとは大いに異なり、体内に遺伝子を入れて、
ワクチンの機能を持った抗原(こうげん)を作るものなんで
すね。かなりリスクがあります。それに、以前に流行(はや)っ
たSARSのワクチンが、いまなお、できていないのは、なぜ
なのでしょうね……


              ★
              ★
              ★



★(第1章)

そして、ここが大事なことなんですが、100歳以上の人に「好きな言葉」を聞いた調査もしています。これによりますと、「ありがとう」など、周りの人への感謝の言葉や、思いやりの言葉を挙(あ)げる人が、なんと3人に1人もいたと、言います。このことは……



ぼくは、毎日、「ありがとう」を連発しています(笑)。

どこへ行っても、そればかりなので、自称「ありがとう人間」
です……。

でも、この言葉を口から出すときって、何となく心地よくあ
りませんか。

だって、この野郎……というより、ずっと気持ちがいいよう
に思いますが……(ま、当然か。笑)。

普通のかたは、お金を払うときなど、店員さんの前では、少
し威張ったそぶりをしていますよね。
そういう親の姿を見て、子どもも、そのマネをします。

でもぼくは、違うんですね。

お金を払うときにこそ、逆にいつも「ありがとうさん」とい
う言葉を、本当に感謝の念を込めて、必ずいっしょに添(そ)
えます。

お金をもらう店員さんは「ありがとう」と言うのは当然なの
でしょうが、ぼくは、お金を払うときに、「ありがとう」と
言うわけですね。

若いころから、そうでした。

だって、商品やサービスをいただくのですから、お金はそれ
と引き換えですよね。

だったら、双方が、「ありがとう」……というべきです。

たとえ、その料金に、相手の利益が含まれていると言っても、
それはそれですし、しかも、もしその商品やサービスが無け
れば、時間的にも場所的にも、こちらは当面困ってしまうわ
けですから、本当にありがたいなと、ぼくはいつも本気で思
っています。

皆さんは、いかがですか。

ぼくはよくカフェなどで原稿を書きます。

その場合でも、店員さんに代金を払うときは、必ず、「あり
がとうさん」を言いますし、飲みものを受け取るときも、必
ず「ありがとうね。じゃ、いただきます……」と、頭を下げ
ながら、口ずさむようにしているんですね。

すると、店員さんの顔が、突然、輝きます(いまはマスク姿
ですが、目の表情で分かります。笑)。

きっと、このような客はあまりいないでしょうし、いつも嫌
みばかり言われて、虐(いじ)められている店員さんのこと
ですから、よほど嬉しいのじゃありませんか。

ぼくは、そうして喜んでくれる店員さんたちの顔を見るのが
大好き。

でも、こんな当然のこと、なぜ誰も言わないのか。
ぼくは不思議です。

まあ、そのお陰なのか、ぼくが入って行くと、「あ、こちらへ
どうぞ……」なんて言いながら、一番の一等席にぼくを案内
してくれるんですね。

もちろん、そんなことのために、「ありがとう」をいつも言っ
ているわけじゃないのですが……(でも、少しはある。笑)。

ところが、この「ありがとう」という言葉を、なんと「10
0歳人」のかたたちが、「一番好きな言葉」だったと、ある
調査で知りました。

あ、なるほどなあ……。
あ、やはりなあ……。

ぼくはそのとき、心の中で膝(ひざ)を打ったものです(納
得した……ということです。そうでなければ、実際なら痛い
だけですので。笑)。

だって、この「ありがとう」という言葉を発するだけで、そ
の双方や周囲の人たちの表情が和(なご)むんですね。

これじゃ、長生きにもいいはずです。

眉(まゆ)の間に縦線(たてせん)を入れた鬼面(おにづら)
の男でも、この言葉を言われれば、「あ、うん……」となって
ヘナヘナになってしまいますからね(笑)。

ちなみに、眉の間に縦線が入るようになると、これは肝臓が
悪くなっている証拠ですので、ぜひ知っておいて下さい。

なぜなら、とくに動物性の脂(あぶら)が多いと、眉間(み
けん)の上までが膨(ふく)れやすくなるんですね。

そうしますと、眉間がふくらんで縦シワが寄ってきます。

もし、いまのあなたがそうであれば、その対策には、辛味
(からみ)のものをお食べになるのがいいですよ。

辛味の代表は大根です。

この食べものほど、宝物はありません。

これは、どのように調理をしても「食あたり」しません。
つまり、当たらない

そのため、どうしても当たらない役者を「大根役者」という
のですが、これは、えっと……余談です(大根役者サン、ゴメ
ンナサイ。笑)。

そのためもあり、ぼくは毎食の食卓に、必ず●●オロシを出
しています(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

ぼくにとって、この大根は、食事の必須な料理なんですね。
さまざまなものへの「毒消し」になりますしね……。

だから冷蔵庫にはいつも、数本の大根サンが「寝て」いらっ
しゃいます(笑)。

あ、そうか、だからぼくはいつも「大根役者」なんだなあ
(おっと、そこは大きくうなずく場所ではありません)。

閑話休題(かんわきゅうだい)。

まあ、いずれにしても、その調査は、下記のようでした。

福岡県に本社を置くキューサイ株式会社という企業が、調査
したものなんですね。

それによれば、あるプロジェクトで、100歳以上のかた100
名と、その家族・近親者対して「生活実態調査」をおこなっ
たと言います(2017年の調査)。

この中で、「長寿の秘訣」の第1位は、やはり「食」に関す
ることでしたね。

やはり長寿のかたは、ふだんの食事の大切さを身に染みてご
存じでいらっしゃる。

自分には言い訳をせず、しっかりと自分で自分の人生を選択
し(食べものも)、自分の足で人生を歩いてこられたのでしょ
うね。

そして、いまも、歩いておられる。

「好き嫌いなく、なんでも食べること」……なんていう言葉
も、自分で嫌いなものは、それは体にも良くないものだとい
うことを、体が自然に教えてくれているのでしょうね。

そんなことも分からず、「ほら、100歳のかたが、何でも
食べる……なんて言っているじゃない。だから、私も何で
も食べるわよ」……なんて、大いに誤解をして、大いに倒
れている人もいます。

だって、いつもファストフードや肉食ばかりしている不自然
な体であれば、「自分の好きなもの」は、即、不自然なもの
となりますからね(笑)。

そのほかに、100歳以上の人に、ご自身の運動の程度を聞
いたところ、約7割のかたが毎日、足腰を使う運動や軽作業
を行っていることが明らかになりました。

いつもクルマに乗って、足腰をまったく鍛えていない人なん
て、誰もいませんでしたね(そのようなかた、ご愁傷様です。
笑)。

そして、ここが大事なことなんですが、100歳以上の人に
「好きな言葉」を聞いた調査もしています。

これによりますと、「ありがとう」「感謝」など、周りの人
への感謝の言葉や、思いやりの言葉を挙(あ)げる人が、
なんと「3人に1人」もいた……。

最も多い結果になっているんですね。

これ、「ありがとう人間」のぼくと、まったく同じじゃあり
ませんか。

でも、ぼくは、「ここが大事だなあ」……と思います。

いくら食べものや運動や家族などが「完備」されていたとし
ても、肝腎(かんじん)の、他人への思いやり。
そして、感謝する気持ち。

そういうものが最初から失われていれば、長寿なんて、夢の
また夢じゃないかと、ぼくは常々思っていたからです。

だって、周囲の人を幸せにするから、自分もお裾分(すそわ)
けをもらえるわけじゃないですか。

違いますか。

周囲の人たちを泣かせておいて、自分だけ笑顔になることは、
どの時代でも、どの社会でも、絶対ありません。

みんなが泣いていれば、自分が健康になるような、いい情報
も外部からは入ってきませんし、誰も親身になって寄り添っ
てもくれない。

これでは、寂しい老後になってしまいますよね。

周囲のみんなが幸せだから、自分も幸せになる。

なるほど、これじゃ、長寿になるのは必然です。

ま、確かに、中には、他人を傷つけるばかりの「意地悪婆さ
ん」や、「意地悪爺さん」も、たまにはいます、はい(笑)。

でも、そういう人も、よく見れば、しっかりと他人思いの
行動をしているものなんですね。

完全に、周囲から拒絶されていれば、婆さん、爺さんと呼ば
れる年齢にまではなれませんから(笑)。
人生、一人では生きられませんからね。

この「ありがとう」という言葉が、多くの「100歳人」に
好まれている事実は、それを裏付けているかのようです。

そう言えば、ぼくの90代後半の母も、口はうるさいのです
が、「ありがとう」という言葉は、頻繁(ひんぱん)に使って
いますね。

「おおきにね」……という言葉を、しょっちゅう言っていま
すから。

やはり、長生きしている人たちは、自然にそれが身について
いるのかもしれません。

ところで、下記については、以前にも、この欄で述べたこと
なのですが、この「新型コロナウイルス」の事態が、世界で
も日本でも、「かなりヤバく」なってきましたので、再度、
述べてみます。

この原稿を書いているいま現在も、国内で発表された「新型
コロナウイルス」の新たな感染者は、過去最多の2386人と
言います(2020/11/19の調査)。

東京都では、初めて「500人を超える534人」の感染も確認
されているようですね。

ついこの間、100名を超えた、200名を超えた……なんて騒
いでいましたが……。

一方、大阪府でも338人の感染が確認されていて、初めて
300人を超えました。

また、北海道や千葉県、それに愛知県や兵庫県などでも過
去最多となっています。

そのため、政府は、例の観光支援事業「Go To トラベ
ル」の運用見直しの詳細を、数日中に示す方向で調整に入
ったようですよ(2020/11/22現在)。

でも、政府の対応も、何となく、泥縄式(どろなわしき)
ですよね。
違いますか。

ちなみに、この「泥縄式」とは、「泥棒を捕らえてから、縄
(なわ)をなう」の意です(笑)。

そんな縄などは、あらかじめ用意しておけばいいのに……
というところから来ているのでしょうが、この「新型コロナ
ウイルス」対策についても、なんとなく、そのような感じで
す。

まあ、政府も、この事態は初めてのことですので、みんな大
慌てなのは分かります。

でも、ぼくたちまで、政府と同じように慌てることはありま
せん。

じゃ、どうすればいいのか。

そのために、ぼくは以前、新たな作品を作りましたが、その
中で述べておいたことで、かなり大事な部分は、「腸内細菌」
についてじゃないかなと思っています。

このように、「新型コロナウイルス」がますます拡散してい
るいま、ぜひ再度、皆さんに知ってほしいなと思いました。

以前にもこの「腸内細菌」については述べたことがあります
が、改めて再度、それらをふまえて、以下で述べてみたいな
と思っています。

少しでも、皆さんのいのちを救いたいと……。


★(第2章)

この「新型コロナウイルス」が世界中で広がっているいま、ぼくたちが本当に「元気な長寿者」になる要件は何なのか。いまの「100歳人」の食事はアテになりません。自分で作っていないですからね。そうじゃなくて、一番大切なこととは……


先述しましたように、「100歳人」が増えました。

ぼくたちが、彼らから学ぶことは何なのか。

いまのような事態だからこそ、真剣に考えたいなと思ってい
ます。

厚労省が、「100歳以上の高齢者の数」を、公開しています。

2019年9月15日の時点では、100歳以上の高齢者は
「71,238人」もいらっしゃる!

なんと、いつのまにか、7万人を超えているんですね。

その前年に比べますと、1,453人も増えています。

100歳以上の人口は、1963年には全国で153人でした。
そう、わずか153人。

全国で150人ほどと言いますと、まあ普通は、そのような
「100歳人」にお目にかかる機会は、ほとんどありません。

ぼくなども、その当時は、「100歳人」なんて、もう雲の
上の上の上の……人でした(笑)。

故郷(ふるさと)にも長寿者は増えていましたが、まだ「1
00歳人」をどこでも見かけるという環境ではなかったよう
に思います。

でも、20年ほど前からかなあ。

故郷に戻ったときなど、ぼちぼちと「あの人、もうすぐ100
歳やしなあ」という会話が聞かれるようになったと記憶して
いるんですね。

「へえ、100歳!」

なんて驚いていたものですが、なんのなんの、しばらくして
から、もう左右どこを見渡しても、「100歳人」のオンパ
レードです(笑)。

隣の家にも、斜め前にも、左側3軒先にも……、みな「10
0歳人」がいらっしゃるような環境となったのです。

ぼくなど、肩身が……狭くなりました(笑)。

ところで、ぼくたちが「元気な長寿者」になる要件は何なの
か。

食べものを彼らに尋ねるのもいいのですが、それだけではち
ょっと不足しているような気がします。

なぜなら、彼らの若いころや働き盛りのころの食事が分かる
ならいいのですが、現在の食事は、すでに西洋文明に染まっ
たものですからね。

それらは、本来の、日本人の先祖サンたちが食べてきたもの
じゃないんです。

しかも、その食事は、周囲にいる他人が作っている。

そうなると、周囲の人の好みがそのまま、「100歳人」の
食卓に上っていると言えませんか。

もちろん、食べものの嗜好(しこう。好み)などは、ある程
度尋ねてはいるでしょうが、やはり作る側の操作は必至です。

だから、「他人から与えられる食事」をしている「100歳
人」……が多いのじゃないでしょうか。

これは仕方ありません。

年齢を重ねると、台所に立つのも、買いものもしにくくなり
ますし、それに火傷(やけど)や転倒などをすれば大変です
からね。

ぼくの母のいる老人マンションを見ていても、食事は、毎回、
与えられますので、非常にラクではありますが、与えられた
ものを食べるしか、ないんですね。

選択肢がないんです。

でも、こうして、わざわざ調理をしてもらえるだけでも、ぼ
くは喜んでいます(本当に!)。

常にそばにいないぼくにとっては、食事が一番の心配でした
から。

母も、ぼくと会うときは、食事の内容を少しは言いますが、
表(おもて)だっては、言いません。

昔の人は、他人が嫌がることは、直接には言わないものです
からね。

あ、息子が嫌がることは、平気で言います……(笑)。

先ほどの話ですが、現在、こうした「100歳人」は、
71,238人なんですね。

凄いものです。

そして、毎年、「いまのところ」は、増え続けています。

近い将来がどうなるのかは、ぼくは少し悲観しているのです
が、それは横に置いておいて、いまのところは、70000人以
上になりました。

この100歳以上のかたの「男女比」を見ますと、男性は
「8463人」、女性が「62775人」。

なんと、女性が「88.1%」も占めているわけですね。

つまり、「100歳人」の約9割は女性なんです。

まあ、世界的に見ても、女性のほうが長生きですから、これ
は日本だけじゃなく、そして環境だけじゃなく、自然のはか
らいなのでしょうね。

女性は、男性よりも、自然に大事にされているわけです、は
い(なぜか、突然、リキが入っている)。

でも男女関係なく、こうして「100歳人」として元気で長
生きされている理由が、ありました。

それこそが、先日も述べた、「腸内細菌」の存在なんですね。

「腸内細菌」?

それ、ナンジャラホイ……の人も多くいらっしゃるのでしょ
うが、この機会に、ぜひ覚えておいて下さい。

そして、再度、こうしてここで述べているのは、先述したよ
うに、いま全世界で広がりつつある「新型コロナウイルス」
という事態のためなんです。

日本は欧米とは異なり、いまのところはあまり広がっていな
いから安心だワイ……なんて呑気(のんき)に思っていたか
たも、いまごろ、うつむいているのじゃないですか(笑)。

だって、皆さんの足元に忍び寄ってきたわけですからね。

とくにこの夏とは異なり、今度は「中高年に増加」してきた
と、言います。

そため、先日述べたことを、再度、お伝えします。
ぜひ、参考になさって下さい。

そして、自分で可能なところから、行動なさって下さい。

お願いします。



★(第3章)

1979年(昭和54年)12月に、理研の研究員だった光岡知足さんと、医師の古守豊甫(こもりとよすけ)さんがいっしょになって、この棡原のご老人たちの「腸内細菌」を、一軒一軒回って、調査したものなんですね。いやあ、これは、本当に、大変な手間をかけた調査でした。それによれば……





この「腸内細菌」については、割合、新しい概念なんですね。

昔は、あまりこういう話題は出ませんでした。

ところが、もう皆さんご存じの「長寿村」の一つで、山梨県
の棡原村(ゆずりはらむら。現在は上野原市)という村があ
ります。

ところが、そこに住むご老人たちの「腸内細菌」を調査した
結果があるわけですね。

これは貴重です。

1979年(昭和54年)12月に、理研の研究員だった光
岡知足さんと、医師の古守豊甫(こもりとよすけ)さんがい
っしょになって、この棡原のご老人たちの「腸内細菌」を、
一軒一軒回って、調査したものなんですね。

これは、本当に、大変な手間をかけた調査でした。

97歳のかたなど17名の採便が行われ、理研に持ち帰って、
調べたと言います。

その結果、こうしたご老人たちの「腸内細菌」は、非常に若
々しく、老人には珍しい現象だということが分かたわけです。

つまり、「善玉菌」であるビフィズス菌が優勢で、「悪玉菌」
は非常に劣勢だということが分かったわけですね。

どおりで、この村には、元気なご老人ばかりのはずです。

この内容は、1979年の3月に、東京のパレスホテルで、
イギリスの学者を招いて、1000名の聴衆の前で発表され
ました。

当時としては、この「腸内細菌」については、まだまだ世界
的にも浸透していなかったため、多くのかたから驚きの声が
上がったようですね。

肉食もしないのに、なぜ、その老人たちは元気なんだ……と
か(笑)。

そして、これらの原因が、棡原の、食物繊維が多く、肉食の
少ない伝統的は食習慣にある……と結論づけられたわけです。

こうしたことからも、ぼくは、いつも自分で食べている「腸
内細菌」と仲良くする方法が間違いのないものだと確信して
いるのです(えっと、「善玉菌」のほうですよ。笑)。

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