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プロジェクトオーナーが全てに詳しい必要はない。大事なのは視座を高く持って信じて進むこと。

▼取り上げる記事

▼こんな記事

女子中高生向けのIT教育に取り組む一般社団法「Waffle」運営を通じて、「理系は男性の分野だという固定観念を取り除こうと活動する二人の女性のインタビュー記事。

登場するのは、フリーターをする中でプログラミングに注目し、事業化したいと思ったCEOの田中沙弥果氏。データサイエンティストで、共同創業者の斎藤明日美氏。共にIT分野でのジェンダー格差に課題を感じていた二人はTwitter上で知り合い意気投合し、現在共同で団体を運営している。

▼感想

結論:

プロジェクトオーナーが全てに詳しい必要はなくて、大事なのは視座を高く持って信じて進むこと。

背景:

waffleのCEOの田中さんは、自分自身がプログラミングの専門的な知見を持っているわけではなかったが、誰かがやってくれるのを待つのではなく自ら打席に立つことで理想の世界に一歩近づいているから。


田中さんは当初は企業することにはためらいがあったが、女子中高生が楽しくプログラミングを学べる場づくりの領域で事業を起こしたい人のサポートをしていても一向に事業は立ち上がらなかったそう。

そうした中でも諦める気にはならず、進み続けている中で、賛同してくれる斎藤さんと出会う。お互いの得意領域を生かして進めることになったのだ。

「私はゼロイチが得意なんですけど、彼女は1から10まで全部やれる。お互いができること、できないことがはっきりしているので、うまく役割分担できています」(田中)

プロダクトオーナーが全てをやろうとしなくてもよくて、自らの視座を共有していれば協力者が集まってくる。それぞれの得意な領域で能力を発揮してチームで成功を目指せばいいんだ、と思わせてくれた記事だった。

合わせて、似たようなことを感じた記事はこちら。

社長が迷っていたらダメなんだろうなって。一つのことに集中して向かい続けると、自然とまわりが応援してくれたり、関わってみたいと思う人が増えたり。それが事業と組織を大きくしてくれる。


おわり

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