はやしれいな

最近みならい編集ライターになりました。テック系の記事を書くことが多いです。勉強のために…

はやしれいな

最近みならい編集ライターになりました。テック系の記事を書くことが多いです。勉強のために色々な方のnoteを見て学んでいます。

最近の記事

もう二度と会わない、あの人の話

4月29日、カフェを出たら雨が降っていた。 傘はない。 小雨なのでそのまま家まで歩くことにした。 こんな日、私はある人のことを思い出す。 名前も知らない、顔も思い出せない、二度と会わないあの人のこと。 * 数年前の冬のことだ。 私は残業し、外に出た。 小雨みたいな雪が降っていた。 これくらいなら、と家まで歩きだしたけど、次第にみぞれ感が強くなって雨足というか雪足が強くなってきたなか、夜道を足早に歩く。 人はほとんどおらず、10メートルほど先に一人いるだけ。

    • 書いた総量は、ライティング筋力に比例する

      5年くらい求人広告コピーライターをしたのち、別メディアの編集に異動してして1年と数ヶ月。最近、ものすごく当たり前のことに気づきました。それが、 「書いた総量は、ライティング筋力に比例する」 量は質に転化するとは言いますし、頭でわかっちゃいたけども。最近ほど身に染みて感じたことは正直なかったのです。 振り返った時、未経験でコピーライターになった私が、かつて曲がりなりにも「書ける」状態になれた理由って、「量を書く」ことがライフワークになっていたからなのでした。 とくに、求

      • 一瞬一瞬を愛でる生き方に憧れる

        フードエッセイスト平野紗季子さんの紡ぐ言葉が好きだ。 いま、『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』を読んでいるんだけど、これはただの散歩とご飯の記録じゃない。 人生の楽しみ方、一瞬一瞬への愛の注ぎ方のコツの指南書だと思う。 たとえば、ちょっとした風邪はスパイスで治ると思っているから風邪を引いた時は「カレーチャンス到来!」と考えてお気に入りのカレー屋さんに行くらしい。 発想を転換して、マイナスなものをマイナスのままで終わらせずに「楽しみ」にまで昇華させる素晴らしさよ。

        • 複数のことを伝えたがりな私の、notion活用術

          今週はnotionでインタビュー原稿作成にトライしてみた。 上司のアドバイスだ。 ブロックごとに、notionで階層を分けて、まず1つのブロックを完成させるという気持ちで書いていく。 1つのブロックに複数の要素を入れてしまいがちな私にとって、これは結構良い方法だったかもしれない。 「●●について①」 「●●について②」 「●●について③」 「●●について④」 とページを分けてしまえば物理的に他の内容を見えなくなる。ゆえに、他の内容に気が散ってしまうことが減った。

        もう二度と会わない、あの人の話

          ズボラな私の殺風景脱出計画

          コロナ禍、在宅ワークになって家のなかや暮らしへの興味が尽きない。 テーブルの上がごちゃっと散らかっているのが前よりもストレスになったり、家の殺風景さに気づいたりした。 今回はとくに、「殺風景問題」についてやったこと・これからやってみたいことについて書きたい。 前提として我が家のイメージを伝えておくと、「北欧暮らしの道具店」みたいなシンプルでナチュラルだけど豊かな暮らしに憧れがあるので、カーテンは白、食器棚やテーブル、無印の壁にかけられる家具はナチュラルブラウンで統一。白

          ズボラな私の殺風景脱出計画

          考え抜けない私が、考え抜けるようになる方法

          思考が浅い。 私が歴代上司からもらってきた言葉だ。 他にも、 「良さそうなアイデアに飛びついている」 「考え抜けていない」 など、言葉を変えて、幾度となく言われてきた。 直感的に進めてしまいがちな私は、「考え抜く」ことがすごく苦手だ。 そこで、なんで私はこんなに考え抜けないんだろう?と考えたところ、「考え抜く」という大きな言葉で捉えているからだと最近思う。 「考え抜く」とは、何をすることか? 何時間もやみくもに「うーん、うーん」と頭をひねること。 これまで、

          考え抜けない私が、考え抜けるようになる方法

          ウーバーターツから考えた、ネーミングの重要性

          リモートワーク中、夫がお昼ごはん買ってきてくれるとき、「ご注文ありがとうございまーす、ウーバーターツでーす」と言って部屋に入ってくる。 彼の名は「たつや」。 だからウーバーターツ。 夫ながら、ネーミングセンスは凄いと思う。 これを受けて考えたことがある。 それは、名前をつけてみるだけで、楽しくなるということだ。 サービス名がユニークだと、言いたくなる。 サービス提供側も、サービス名があるとちゃんとやり遂げようという気持ちが湧く。 先日、会社できいた、プロダクト

          ウーバーターツから考えた、ネーミングの重要性

          もしも韓国ドラマ『スタートアップ』を日本版リメイクするなら

          韓国ドラマ『スタートアップ』が好きすぎて、勝手に日本版リメイクのキャスティングを考えてみたので発表します。 どうか、どこかのプロデューサーさんに届いてほしい。 ダルミ→小松菜奈もしくは白石麻衣もしくは清野菜名もしくは戸田恵梨香 ドサン→山崎賢人、伊藤健太郎 ハンチーム長→玉木宏、井浦新 チョルサン→濱田岳もしくは浅利陽介 ヨンサン→Snowmanの誰か サハさん→菜々緒 ドサンのお父さん→石田純一 ドサンのお母さん→吉田羊 ドサンの従兄弟→染谷将太 ダルミ姉→石原さ

          もしも韓国ドラマ『スタートアップ』を日本版リメイクするなら

          コロナ禍、980円でタイに行った

          今日のランチは町田のタイ料理屋『ソムタムローンプレーン』へ。 https://s.tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13244512/top_amp/ タイ料理屋さんは実はあまり行かない私。 (タイ料理は好きだけど、パクチーが食べられないので「パクチー抜きで」とお願いするハードルがあるため、あまり行かない) だけど、行ってよかった〜 コロナ禍、海外旅行は遠い夢になってしまった今、心はどっぷりタイにいざなわれた。 というのも、入口からす

          コロナ禍、980円でタイに行った

          ハイパーハードボイルドグルメリポートのリポート

          Netflixのドキュメンタリーがよいときき、見つけた番組。ハイパーハードボイルドグルメリポート。 好奇心と、恐怖と、絶望と、奇妙さと、安心と、反省とが、全部同時に押し寄せてくる。 見たあと、なにか鈍器のようなもので頭を殴られたような、人生観変わるような、体験したことない感覚に陥る衝撃作。 要は、普通のグルメ番組じゃない。 これまでみたどんな番組より、ジャーナリスティックなドキュメンタリーだ。 リベリアの元少年兵、娼婦、ギャングやその家に生まれた子どもたち、マフィア

          ハイパーハードボイルドグルメリポートのリポート

          小説『アーモンド』

          全く考えたことがなかった気持ちを考えるきっかけを与えてくれる本って好き。 読んだのは、韓国で売れているという小説『アーモンド』。 主人公は、「アレキシサイミア」という気持ちを認知することが難しい症状をもつ少年だ。 読んでる間中、気持ちを感じられないって、どんな気持ちなんだろう?ということが、ずっと頭の片隅にあった気がする。 アレキシサイミアという症状、初めて知ったのだけど、とくに恐怖などの感情が抱けないらしい。 車などが近づいてきても、恐怖を感じられないと、危ないか

          小説『アーモンド』

          悩んだら先人に学べ

          イチから自分で考え出さなければ。 そんな呪縛にハマりそうになったら、「まずは先人に習え」だ。 これは、未来の自分への戒めnote。 私は壁にぶち当たったとき、路頭に迷い、どうしたらいいのか分からなくなって、とうしようもない子羊になる。 そして「できない、私にはできない」と勝手にダークサイドに落ちる。 けど、よくよく考えるとほとんどそれは虚構だ。 世の中にライターは人は山ほどいて、ネットに先人たちの知恵が溢れるほどあって、ほとんどの場合、解決策の糸口を示してくれてい

          悩んだら先人に学べ

          緊急事態宣言下、やりたい11個のこと

          リーダーは昨日任天堂スイッチを、そして今日桃鉄を買ったらしい。 2回目の緊急事態宣言に備え、着々と、そして前向きに巣ごもり準備をしている彼女。 ちなみに、ゲームをするのはゲームボーイカラー以来とのこと。桃鉄ならできるのでは!と思い立ったらしい。 前向きに生きる逞しさを感じる。 私はゲームはしないタイプで、めちゃくちゃ下手だ。(プレステフォーうちにあるけど、コントローラーの操作から難しすぎて、真っすぐに走れずひたすら旋回してしまったり壁に向かって走ってしまったりする)

          緊急事態宣言下、やりたい11個のこと

          10年以上ぶりに年賀状を書いてみたらエモかった

          年賀状って書いてますか? 今日、夕方のチーム会でそんな話になった。 「高校生までは書いてたなぁ」 「学校ですぐ会うのになぜか昔は書いていたよね」 みんなそんな感じ。 私もここ何年も自分から書いてなかった。ごく一部、いただいた場合にお返事として書く程度。 小学生のころは年賀状書くことが大好きで、12月のあたまくらいからデザインを考えたり、誰に何を書くか考えたりしていたのに。 母やおばあちゃん宛に届く年賀状の厚みに驚き、「私も大人になったらこんなにたくさん年賀状を貰え

          10年以上ぶりに年賀状を書いてみたらエモかった

          2021年は「思いつき」を卒業して「考える」人になる。

          直感型で、ひとつそれっぽい切り口をみつけたら満足して突き進んでしまう。 そんな私のように「考える」ことに苦手意識がある方にとてもわかりやすい記事を見つけた。 https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/110200220/112000002/ この記事からは、「考える」ことは、要素分解して切り口を増やして、その切り口について深堀していくことなのだと理解した。 考えうることをすべて抜けもれなく洗い出す。 この工程が欠けると記事のパタ

          2021年は「思いつき」を卒業して「考える」人になる。

          【本日記】ピクサーのCEOだったスティーブ・ジョブズの話

          上司に勧められた『PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』を読了。 ピクサーの元CFOの目線で、ピクサーがIPOして成功するまでの軌跡を追った本。 スタートアップにとってIPOをするのは本当に難しいことであり、交渉力だったりCEOのブレーキ役、投資銀行との交渉など、色々な苦労があるということも伝わってきた。 とくに一番面白いのは、ピクサーのCEOだったスティーブ・ジョブズの考え方や意思決定、やりとりなども垣間見える部分。 恥ずかしながらジ

          【本日記】ピクサーのCEOだったスティーブ・ジョブズの話