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【FF14】戦闘が苦手な人の考察

 FF14、というかオンラインゲームをプレイしてきていろんな人と接するなかで、とくに「ID(コンテンツ)に行けない」「戦闘が苦手」という人の特徴がおおきく二分されるなあ、とちょっと思うことがありました。
 別に心理学を専攻していたわけではないのですが、なんとなく人の心の機微とか心の移り変わりに個人的ながら敏感なところもあるので、紐解いて考えてみました。暇を持て余した神々のなんとやらです。

 

ひとつは、単純に「怖い」から。

 この「怖い」というのは実にさまざまな解釈が可能なので、さらに細かく分類してみます。

  • 戦闘におけるスキルやキャラの戦闘操作(AoEを回避するとか適切なタイミングで攻撃スキルのボタンを押すとか)、がそもそも苦手。簡単にいえばアクションに対する反射神経が人より鈍いという自覚がある。

  • より良くするためにスキルの使い方や戦闘時の立ち回りをサイトや動画から学習するのは面倒くさい。あるいは、そこに時間を割いてまで戦闘をしたいとは思わない。

  • 同様の理由で戦闘そのものが苦手なため、同時に居合わせた人に対して迷惑がかかると思ってしまう。他人が居て共闘するという状況が心理的にストレスになる。

  • 他人に迷惑がかからないソロコンテンツなら比較的大丈夫。フェイスなどでIDに行くなどはむしろ好き。

  • では他人に迷惑がかからないようにするため、こうしようああしようという模索や試行錯誤は別にしたくはない。そこまでして戦闘がしたいわけではない。

  • 身内がいるなら大丈夫だけど、野良や見知らぬ人が混在していると気が引ける、遠慮したくなる。FF14を遊ぶ前からのネット上もしくはリアルの友達が一緒にゲームをしているなどで、常に遊ぶ人がわりと近くにいる。

  • 見知った同士であればミスや死亡があっても許してもらえそうなので大丈夫。のちに戦闘以外のことでお礼などができるという安心感がある。

  • ソロでCFなどは絶対に無理だし、必要でなければ戦闘はしない。野良を入れて無理に人数を合わせてまでして戦闘をしたいわけではない。

ほかにもいろいろあるとは思いますが、「戦闘が怖い」という理由の人は主にこのへんに分類されると思います。すごく多いのはやはり2の「他人に迷惑がかかるから」というもの。
 FF14の戦闘システムのせいでもありますが大縄跳び系のギミックでは誰かひとりが死ぬことがひいては全員の死亡やワイプにつながりやすく、誰か一人が特別に上手では絶対にクリアできない設計になっていることも要因としてありそうですね。

 ただ、おしなべて言えば、「そこまでして戦闘をしたくない」ということは共通していると思います。コンテンツの装備をはじめとした報酬はまったく興味がないか、そもそも自分には無理だからと最初からあきらめているなどでFF14をプレイするうえで優先度が低い感じですね。


 

もうひとつは、「プライドが高いから」。


  • 戦闘で負けるのが嫌だから。FF14の場合はコンテンツでの戦犯が容易に特定できるため、自分のミスがあっさりとさらけ出されてしまうのが恥。

  • そうならないように練習をする、勉強をするということは面倒くさい。すでに自信を持ってできること(クリア済のIDなど)なら積極的に参加する。

  • 他人に左右されやすいギミックが多く、自分の思い通りに動けないから。ノリにノッたところで他人のせいで死んだりするとストレスマッハになってしまう。

  • 過去に高難易度コンテンツで腕を鳴らしたような人ほど陥りやすい状態。孤高を貫きすぎてしまい、理解できる身内も少ない場合が多い。

  • 他の人がスキル回しなどしっかり研究し意識を高く持っているのと比較してしまい、自分が情けなく感じてしまう。しっかりやれている人と比べて引け目に思う。

  • 新たなことを吸収するのが苦手、もしくはできない。最初に構築したスキル回しから離れられず、ゲームの仕様が変わると途端にどうしたらいいか分からなくなる。

ここに分類されるのは、これから新たなことを覚えて新しいことを積極的にはじめていこう!とは思えないような、あくまでも主観ながら古株のゲーマーさんに多いといった印象。昔のゲームではそれなりの腕前を誇っていたけれど、最近のゲームにはついていけない…でもそれを認めたくない!という、高いプライドとそれがへし折られるのが怖いという感情でしょうか。
 戦闘以外であればどんどん覚えたり吸収できるけど、こと戦闘に関してはもういいや…となるのは往年のゲーム人生でそれだけ戦闘をこなしてきたからこそでしょう。

 こうやって分析したからといってどうなんだということはありませんが、コミュニティなどで見知らぬ人と出会った時にこういうタイプの人ならこうかな、とこちらからアプローチを変えることで適切なコミュニケーションが取れるかなという願いです。笑

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