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泣きたいけどなけません。

なきたいけーどなけません。
なきたいけーどなけません。
なきたいけーどなけません。

先日、今年初の遠征に行ってきました。
その名も「お年玉GIG」
Yes!2月!ちょい遅めのお年玉ライブ。(私のブログはさらに遅い!)
名古屋に!ブラフマンを見に!!

早朝に、家を出て名古屋に向かい、生まれて初めて名古屋城を見て、味噌カツや、海老カツを召し、クアトロに向かいました。
あ、その前に、あんかけスパゲッティなるものも食しまして、これは物議を醸す食べ物だな・・・。と、夫と静かに咀嚼をしながらそれぞれの頭に思い浮かぶ言葉と対峙しながら、黙々と食べました。

お金の価値がない時代にしかできない贅の尽くし方よ。
ちょうど梅が咲いていました。
何やらお堀に鹿が。この子達は帰れるのか心配です。
名古屋城
えびふりゃーではない。
味噌カツ。うまし。
物議を醸すキミ。

さて、クアトロに話を戻して、、今回の私たちの整番はあんまりよくなかったけれど、なんだかだと、まこちゃん側の真ん中くらいに入れて、ライブを満喫できました。

ほんしかではない。ここでは死ぬと思い、
まこちゃん側の後ろに逃げたので
ほんとはもっと後ろ。

セトリがね。すごかった。
いつもなら、ここらでゆっくりな曲になる流れ、、からのBEYOND THE MOUNTAIN!!

祭りじゃ祭りじゃ〜〜〜!!!!

いやもう最高のお年玉でした。
毎度思うけど、今日のBRAHMANが、1番かっこよかった。今日もまさにその日でした。

ラスソンは、トシロー(さん)のMCからの、静寂。
からの

なきたいけーどなけません!
なきたいけーどなけません!
なきたいけーどなけません!
泣いている暇は無いんです。

と、まこちゃんの歌。からの、Gauzeの名曲。

もう、今は解散してしまったGauze。
消毒GIGに一度行けたことがあってライブを観ただけだったけれど、私の好きなバンドがリスペクトしているバンドで、この曲は何度か聞いたことがあった。

今回の対バンは原爆と。だからこそというわけじゃないけれど、妙にこの曲がガツンと来て、ブラフマンがどれだけ、この日本のパンクロックのシーンを愛しているのか。リスペクトしているのか。さらに言えば、昨年から今年にかけての、私たちにとって非常に悲しいロックスターたちのニュースが続く中、人間への愛情のような物を感じ、今日はこの曲が一番、私の心に熱く、重く残りました。

泣きたいけれど泣けません。
泣きたいけれど泣けません。
泣きたいけれど泣けません。
泣いている暇は、無いんです。

そっか。そうやって人間って生きてるよな。
みんな、自分の世界の中だけかもしれないけれど、生きてる。その人の精一杯と共に。

そして思うんだよね。その自分の世界だけの戦いを乗り越えて、私、自分、じゃなくて、「私たち、自分たち」へと、自分の影響力を広めていくんじゃないか。

そして、バンドはその姿を見せてくれる。

私はまだ、自分の世界の中だけで、
「泣きたいけれど泣けないんだよ。そんな暇ねぇんだ。」

って思っているけれど、これと折り合いがついたら、バンドたちのように、私たち、自分たちの世界の中で、同じような事をしていけるようになるんじゃないかなって。思っています。

私の進む道を示してくれる。
おい!そっちじゃねぇだろ、お前はライブで何を見てきたんだよ。
と、トシロー(さん)に言われているような気持ちで、今年も頑張ろう。

これがお年玉だったんじゃないかな〜と。
帰りの新幹線で思った。

今年もたくさんライブから吸収するぞー!


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