雑感

あんまり有名人の訃報に簡単に触れるの良くない よくないというか なんかそんな簡単なことじゃないし わたしより悲しい思いしている人きっと沢山いるし だめかなーとかいう気持ちがずっとあって ずっと自分の心の中にしまっておいた。 

生まれ変わりは信じているし、死んだら終わりじゃないのも感覚的にわかるけれど、今わたしが生きることのできる世界はここしかなくて、そんなひとつだけの世界で奇跡的に出会えた音楽、それを作った人、力強く歌い続けていてくれた人が、急にいなくなってしまって、リアルタイムで好きだった人がリアルタイムのままいなくなってしまって、こんなことあるんだって本当にびっくりして、悲しかった。


どれだけの人を救ってもどれだけ素敵な作品を作ってもこうやって神様は簡単に奪っちゃうんだーって馬鹿なことを思った。人の死は簡単じゃないし、人を救った数とか功績とかは命に関係ない。そうなのに、そんな馬鹿なことを思ってしまった。


命は本当に平等なのか?という問い。遠くの国の戦争だって、ひとつの世界で起こっている出来事なのに多くの人はなぜか無視をしている。違う言葉を話していたって、肌の色が違うくたって、みんな最初はひとつだったはずなのに。でもわたしだって、こうやってちょっとnoteに書くだけで、何も行動に移せていなくて、だめだなーってなって、こういうこと考えてたのをまた寝たら忘れちゃって、しょーもない。そういう繰り返しのまま死んでいくとしたら情けない。だからちゃんと、わたしがこんな世の中で、日本人としてどうやって生きていくか。どうやって文化を守って、繋げていけるのかをずっと考えている。そのヒントを得るためにわたしは大学に入ったんです。決して綺麗事なんかじゃなくって。

わたしは日本に生まれたことがとても誇りだ。日本文化の美しいところが好きだ。日本語が好きだ。だから、日本について考えることはわたしにとって自分を守ることに直結するし、醜い政治形態にも戦争にもちゃんと怒っていたいと思う。政治を語る奴はダサいみたいな風潮が流行る国、不健康すぎるよ。今戦争で苦しんでいる人も将来生まれる子どもたちも、全部自分なんだって、気づいて欲しい。みんな気づいて欲しい。


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