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vision : “Cause girl, I got that cabin fever”

長らく更新出来ずにいました、こんにちは。
The Garden Keeps Secrets です。

早速ですが、私が贔屓して数年前から近況を追いかけているジェイデン・スミスが久しぶりに新曲を発表したので、取り急ぎ記事にしました。
今後の彼の動向についても少し話そうと思います。

・突如として発表されたリリース

ラッパーであること以上に、ファッションアイコン、また、父ウィルとともに俳優としても活躍しているジェイデン。忙しかったのでしょうか。昨年7月にアルバム「ERYS」をリリースして以来、目立った音楽活動は特にありませんでした。

5月に新しく公開された「Ninety」のミュージック・ビデオのエモーショナルな描写には胸を打たれた方もいらっしゃったのでは?と思います。

しかしこの「Ninety」も既出のアルバム「SYRE」に収録された楽曲である為、新曲のリリースという訳ではありませんでしたね。

7/23 早朝、事前に大々的な告知をせずに、Twitterで「今夜、Cabin Feverをリリースするよ」と突如として発表したジェイデン。

この「Cabin Fever」を皮切りに、遂に新しいプロジェクトを始動させるみたいです。
ジェイデン・スミスの新章がスタートします!

・Cabin Fever (キャビン・フィーバー)

こうして突如としてサプライズ・リリースされた新曲「Cabin Fever」(読みは“キャビン・フィーバー”)

淡いピンクとライトブルーを基調にした部屋に立つジェイデンの姿が印象的なカバーアートに仕上がっています。

目を凝らして見てみると、枕カバーに彼がプロデュースする「MSFTSrep」のロゴがプリントされていたり、部屋の壁にフランク・オーシャンの「blonded」のポスターが貼ってあるのが分かります。布団にプリントされたロゴや彼が着用している花柄のセットアップも、これから情報が明らかになりそうです。

ジェイデンの過去の作品のアートワークは基本的に夕焼けや空をバックにした外で撮られた写真が多いですが、今回は珍しく屋内の写真です。

なぜ屋内をチョイスしたかというのは、Cabin Fever (キャビン・フィーバー)という言葉の意味が分かれば理解できます。

Google検索のトップに出たものにはこう書かれてあります🔎

Cabin Fever(キャビン・フィーバー)」とは、
英語で、人や集団が長期間同じ場所に隔離されたり、閉じ込められたりしたときに生じるストレスや恐怖心などのネガティブな感情を発症する状態のことです。 主に、キャビンや潜水艦など、世界から切り離された場所で生活している人が経験することからこの名前がつけられています。

つまり、世間から切り離されて隔離された空間で鬱になる、と言った具合でしょうか。

ここから連想すると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、隔離生活を送る感染者や、自粛生活を送る人について書いた曲なのかなと想像しましたが....ジェイデンから来た宣伝のメールにはこう書いてありました。

“Cabin Fever is my vision of a quarantine love song. It’s made to be listened to when the sun is setting and you’re feeling good.”
- キャビン・フィーバーは、僕の隔離された愛のヴィジョンだよ。太陽が沈んできていい気分になってきたときに聴けるように作ったんだ。

このジェイデンがいう、「Quarantine」はもともと「感染性の病気を持っている疑いがある人やものを、病気を広げないために一定の期間、隔離すること」を指す単語で、新型コロナウイルス関連の話題でよく登場する単語です。
英語の記事をよく読む方は一度は目にしたことのある単語かもしれません。

つまり彼なりに作ってみた恋愛ソングに、最近のコロナ禍の社会情勢をうまく掛け合わせたのが、この「Cabin Fever」という訳です。

ラップゲームを楽しむ若手アーティストならでは、の作品ですね。何や、普通に恋愛ソングなんかい!笑

さて、肝心の曲について紐解いていきましょう。

Geniusで調べてみると、プロデューサーにBURNSの名前があるのが気になりました。

BURNSは、5月に発表されたレディー・ガガ6枚目のスタジオアルバム「Chromatica(クロマティカ)」にも参加している今注目のプロデューサーの1人です。

特に、みなさんにもお馴染みの「Chromatica」リードシングルでガガとアリアナのコラボでも話題になった「Rain On Me」のプロデュースにも関わっています。

流行りを生み出し、流行りにいち早く乗る男・ジェイデン、プロデューサーにBURNSを持ってくるのはさすがです!

サウンドは軽快で爽やかなバンドサウンドで、ラップというよりは普通に歌っちゃってるジェイデンの姿が印象的な恋愛ソングになっています。

ジェイデンのいう、「太陽が沈んできて気分が良くなってきたときに聴くといいよ」というのもよく分かります。

歌詞もざっと見ましたが、特に翻訳を載せることもなくシンプルに

「君のことをいつも考えてる。君のせいでキャビンフィーバーになったよ。
家にいると君のことをつい考えちゃうんだ」
「マシュマロパイを食べてると君の目に見えてくる」「君を信じたいんだよ」

と言った具合で、もうシンプルに恋愛ソング。笑

私はもう結構リピートして、彼の曲の中でもお気に入りの曲の一つになりました。

これ、もっと広まっていいんじゃないですか?🤔

そしてなんと....!

NY中心地で観光名所の「Times Square(タイムズスクエア」にもSpotifyによるジェイデンの広告が出ました!

これは完全に売る気満々ですね...
ジェイデンの存在やファッションを気に入ってる方は日本にも多いですが、こうして曲までしっかりチェックしている人はまだ少ない気がします。

ジェイデン、もっと頑張って世界的に売れっ子になって大儲けしてくれー!!!🙏🏻

・ニューアルバムは来月か?

キャビン・フィーバーの謎が解けたところで、みなさんも気になるであろう彼の今後の動向です。

Apple Musicなどのストリーミングサービスを利用しているみなさんでもう気付いている方もいらっしゃるかもしれませんが....

まず、かなり久しぶりにアーティスト写真が変わりました

Cabin Fever」の部屋から飛び出してきたようなジェイデンが印象的なアーティスト写真。
様々な色が使われたカラフルな色合いや、日差しの強さから「」を感じます。

これこそ、新しいプロジェクトの始まりを告げる何かではないでしょうか?

私はこのアーティスト写真が、この頃ジェイデンがたびたび口にする「Trippy Summer」という言葉との関連しているんじゃないかと思いました。

Geniusによると、やはり「Cabin Fever」がニューアルバム「Trippy summer」に収録されるようです。

夏と言っても8月9月が一番暑い時期だと思うので、季節が終わらない時期に出すとしたら、やはり来月8月が妥当なんじゃないかなと思います。

アルバムと同時にMSFTSrepからグッズが発売されて、そのグッズの中に先述したロゴ入り枕カバー布団、彼の着用したセットアップ、インスタグラムでもたびたび見かけるTシャツもラインナップされそう。

MSFTSrepのモデル・アーティストとしてジワジワ注目を集めているChris(クリス)くんのInstagramに、Trippy Summerアパレルのリーク写真が結構上がっています。
気になる方は是非チェックしてみてください!

(これで冬にリリースしちゃったら面白いですね...)

という訳で、ジェイデンの新曲「Cabin Fever」から、次にリリースされるであろうアルバム「Trippy Summer」について少し書いてみました✍🏼

久しぶりの記事でぎこちない仕上がりになっていたらすみません、本当に気力が出なくて(本当はJuice WRLDの遺作についての記事も出したかった)気がついたら2ヶ月もnoteを書いていませんでした....

みなさんがこの記事をきっかけにジェイデンの音楽に触れてみたり、彼について少しでも知ることができたらそれ以上の喜びはありません。

また何かあったら更新します。🙏🏻
最後まで読んでくださりありがとうございました!

💘Jaden Smith(ジェイデン・スミス)

1998年7月8日生まれの22歳。
アメリカ合衆国カリフォルニア州マリブ出身。

ハリウッドスターの父ウィル・スミスと母ジェイダの間に生まれ、幼い頃から父とともに俳優として活躍。代表作「The Karate Kid」「After Earth」「The Pursuit Of Happiness」などで様々な役を演じる。

また、ジャスティン・ビーバーの成功に迫ったドキュメンタリー映画「Never Say Never」への出演でも多く知られている。ちなみに、妹ウィロウもジェイデンと同じレーベルで歌手活動をしている。

2016年にルイ・ヴィトンの広告にも抜擢され、キャンペーン写真でスカートを着用したことで話題となり、その頃からファッションアイコンとしても注目されるようになる。

LVのキャンペーン写真からも分かるように「誰も成し遂げなかったことを成し遂げればアイコンと呼ばれる」をテーマにした「ICON」は彼の代表曲としても知られ、同楽曲のYouTubeでの再生回数は1億回以上にものぼる。

今はラッパーとして精力的に活動する傍ら、環境保護活動にも積極的に参加しており、父ウィルととも飲料水「JUST」をプロデュース。「JUST」のパッケージは54%の紙と28%のサトウキビ由来のプラスチックで作られており、パックとキャップがリサイクルできる

先日、かねてから噂されていたシューズブランド「New Balance」とのコラボシューズを発表。シューズに使われたマテリアルも再生可能な環境に配慮したものが使われている。

御賽銭箱はこちらです。(笑)