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「男性にも料理を」note記事とSDGs

「男性にも料理を」珠玉の企画にコロナの逆風…チームを救った"無敵のツール"とは
noteの記事を読んでなんだか嬉しくなってしまった。
私は女性が料理を作って当たり前の家庭で育った。父は公務員で母も仕事をもっていた。
料理だけでなく家事は女性がやるものと思って育った東京オリンピック生まれ。

20代前半でバブル経済を経験して「人生なんとかなるさ〜」と就職もしないでいつまでも学生を続けていた。

結婚して長女が産まれてもまだ家事は共働きの妻がやっていた。
長男が産まれて保育園に通うようになったある朝。
最近朝ご飯が出て来ない事に気づいた。
妻は洗濯物を干していてオレと子供にご飯は食べさせないつもりかって。
アレ?オレまだ出勤まで時間あるなあー。なんか作るかって。

それが私の食事を作る原点です。

長男は5歳からサッカー選手。(今は社会人でちょっとだけサッカーやるくらいですが)
中学を卒業してヤル気満々で高校サッカーの部活に入った。身長160センチでマッチ棒みたいな細々君だったけど、ここで私の決心が固まった。

3年間長男の弁当を作る。

朝6時から練習が始まる。という事は逆算して5時半には家を出ないと間に合わないから弁当を作るには朝4時半に作り出さないと間に合わない。
それから私のiPhoneのアラームは4時半設定になった。

今考えると当初はひどい弁当を作ってたなぁ。特に冷凍の肉を使った料理はうまく解凍できてなくて、同じ中身の弁当をもっていっていた私は、火が通っていない鶏肉を見てヤバいって。
よくお腹を壊さなかったもんです。

それでもその頃自分の仕事もマックス忙しく、弁当以外は大して料理はしていなかった。

転機は子供達が2人とも家を出る事が決まって、夫婦で考えた。ここで2人になるのか。どうする?
料理を2人の共通の趣味にしない?と妻。
じゃあ2人で料理教室行こうよって。

平成28年4月熊本に大地震がくる少し前だった。

そこから私は料理の道にハマってしまった。
今は朝5時半には起きて(4時には目が覚める。歳のせいですか?)弁当作り。
帰れば夕食の支度に片付け。
今まで色々な料理のブームがきた。
男料理の定番の豚の角煮、カレー、煮物にイタリアン、中華などなど。料理は趣味で始めたが今は日常。
料理家樋口直哉さんの信者です。

男の料理はロジックが大事。
フローチャートはわかりやすいだろうな。
大事なのは続ける事。

長男は昨年大学を卒業後サラリーマンになっているが、飲食業をやりたいとずっと言っている。
お父さんが料理を作っている姿を見ていて自分も料理が好きになったと。

それは違うだろうってツッコミたくなりますが、ちょっと嬉しい。

でSDGsですが。
料理は、男でも女でもどっちでもいいんです。違いを認めていく家庭、社会になって行く事がSDGs。
違うことを認めて関係を作っていく事が大事かなぁて思う。
今までと違う事が沢山起こっているけど、料理は生活の基本のひとつ。自分、家族が食卓を囲んで幸せな食事をする姿はまさに目標。

私の今のブームは焼き芋作りと白菜や高菜のお漬物。天日に干してお塩で揉んで、重石をすれば出来上がりです。
お父さん方お試しあれ。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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