2つめのヘルメット
背景
前々から気になっていたヘルメット
でも今の自分にはかなり高額だし、そもそもすでに十分いいヘルメットはもっているのに買うのに踏ん切りがつかなかったヘルメット
でも受注はすでに終了していて、もう手に入らないかもしれなかったヘルメット…!
カラーリングは第1バッタオーグを思わせる光沢のある藍色
SHOEI 製 Glamster BIVOUAC TC-2 (BLUE)
しかしビバークってなんだろうと手元の辞書(小学館 例解現代国語辞典 第四版)をひいてみると
『登山で、テントなどを用いず、雪洞や岩陰を利用して露営すること。』
つまり野宿のこと
そんなワイルドなさまを思わせるようなデザインでもないと思うんだけど…?
いやでも「僕のバイクツーリングは基本野宿だ、不便だが面白い」というセリフがあったか
午前中指定の配達で11:47に来た、焦らすねえヤ◯ト運輸さん
前日のゲリラ豪雨で遅れた荷物に押されていたのかもしれない、ご苦労さまです
納品当日の感想
サイズ感
脱ぐとき耳が とんでもなく強く痛んだ
試着のときもフィッティングのときも、痛みはなかったはずなのに…!
被りたくなくなる・一度被ってしまうと脱ぐのが怖くなるほど痛む
フィッティングでは L 帽体が適切だといわれたが、こんなことなら XL 帽体にしたほうがよかっただろうか
ただ被るときには問題がなく、被り終わってからも特になんということはない
素人なりに原因を推測してみると、フィッティングのときに計測しているのは被り終わったときに重要な「頭周りのサイズ」であって、脱ぐとき最初にヘルメットを通り抜ける「耳周りのサイズ」ではないことが関係していそうに思える
それともまだ新品で馴染んでいないから? 店での試着では衛生のための布をかぶった状態で脱着するから耳がひっかからなかっただけ? 普段脱着しやすいシステムヘルメットで甘やかされているだけで、実際フルフェイスはこんなものだけど慣れていないというだけ?
真相はわからない…
ひとついえることは、頭のサイズの計測結果で指定されたサイズだけを鵜呑みにするのは危険だということ
フィッティングサービスを受けるときには、脱着時の快適さも自分で考えるべきだと学んだ
脱ぐ時のコツは、力のかぎりあご紐を横へ引っ張って広げ、耳ではなく頬骨が擦れるように脱ぐこと…だろうか
スピーカー取付
このヘルメットにはスピーカーホールが設けられていない
耳のためのスペースはあるが、ベルクロの受けがなく硬いプラスチックなので、スピーカーを取り付けるには工夫が必要そう
余っていたスピーカー用のベルクロの受けを、あご紐の根本あたりに両面テープ(剥離紙をとるとテープになっている)で貼り付けてみた
あとは干渉しないような薄いスピーカーが見つかればよさそう
それもうまくいかなかった場合、チークパッドの裏側に仕込むのも手か?
初走行に向けて準備
スピーカーを調達
選んだのは自分自身だ、このスタイルに惚れて(必要もないのに)買ったのも自分だ、逃げていてもしかたない
一晩たって一度冷静になってみれば、スピーカーを外して脱着する分には痛みは和らぐことに気がついた
つまり、自分が慣れている Ryuki よりも横幅がだいぶ狭いのは事実だが、致命的に頭にあっていないわけではないことがわかる(さすがにそこがアウトならフィッティングとはなんだったのか状態である)
そうすると、悪さをしている原因は二つ考えられる
スピーカーの取付位置が悪く、脱着時に耳に干渉する
スピーカーの厚みがありすぎるせいで、脱着時に耳に干渉する
…たぶんこの両方だと考え、amazon で SETHDA 製「M5H」を調達
型落ちモデルで在庫がすぐ出せる状態にあったのかもしれないが、朝に注文して当日中に配達されたのには驚いた
こいつをあご紐の根本…に着けるだけでは頭にもひっかかるし、やはり痛みは変わらないので、台座となる両面テープで貼り付けたベルクロ受けを移動させた
こうしてスピーカーを貼り付けたところ…
最小限の干渉で脱着できるではないか
音も明瞭に聞こえるので、ナビの音声も問題なく聞き取れる
というわけで「痛みの軽減」と「スピーカーの取付け」の両方を達成して満足
届いたときの梱包
えらく厳重に入っていた
これを書いている今、まだ捨てられていない
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