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真鶴岬

自分のバイクでの最長距離を

  1. そのうち大型買いたい

  2. 今のバイクに ETC つけると、どうせ買い替えるのにもったいないからつけずにおこう

  3. 高速道路の一般料金は高いので二の足を踏んで出かけない

これでは本末転倒である
ようやく本州も梅雨に入ろうかという時期なので、今後しばらく思うように乗れなくてもいいと思えるくらい長距離を走ってみようと決意

行き先は適当にツーリングマップルを眺めていて適当にみつけた真鶴岬(まなづる)に決定
神奈川県なのでギリ関東、片道100kmほど
自分が1日に楽しく走れる距離(辛い距離なのに乗るほどバイク狂ではないので)の限界を知りたいとともに、250ccで高速道路の長距離移動は辛いというネットでよく聞く意見が自分にも当てはまるか検証の意味もこめて出発

るるぶとかより硬派な地図帳というかんじ
まともにるるぶ読んだことないけど

海老名SA

人人人…
トイレが大きいのは良い
熱中症防止のためポカリと小腹を満たすブルーベリーメロンパンを買ってベンチへ
テーブル席の端に座ってもそもそ食べていると、明らかにどいてほしそうなカップルがこちらを見ている…いやこちらとしては相席でかまわないから端にいるんだけど、そら二人きりのテーブルにしたいよね(でも気にせずゆっくりした)
休みすぎないように15分で切り上げ、目薬さしたら出発

梅雨入り前に出かけたいといわんばかりの人混み
ハイテク?トイレ利用状況ダッシュボード
中にヨーグルトみたいなクリーム状の何かが入っていた

道中

工事中のための対面通行区間とか橋とか通ってゆく
体感ここから早かった気がする

運転していて一番怖い場面のひとつ
路面の表示がかすれて見えない・看板の文字をひととおり見終えるころにはもう進路変更できない
マリオカートみたいな塗装の路面
羽が生えたよう
一般レーンでクレカを渡してから待つ間が気まずくて海を見るフリをする
右行っても面白そうだけど、また今度

最後の方だけ急にワインディング、しかも木々が生い茂っていて見通しも利きづらいのでいつもより慎重に
何箇所かちょっとカーブ膨らんだので、俺も運転うまくなってきたなどと調子に乗らないように気をつけよう
言い訳すると、ジクサーは腰で曲がれるほど軽やかに運転できるので、下手な入力をしてしまうと素直にそのとおり走ってくれてしまう

さっきまで住宅街(つっても坂だけど)だったのに急に雰囲気変わった
ここから左に入って一通
何を祀っているかは知らないけど、交通安全とか水難よけにご利益あるんだろうか

ずっと進んでいけば有料駐車場が見えてくる
バイクを停めたら坂を登った先の店で支払い
なぜかご丁寧に手書きの領収書をもらうので、帰りに提示が必要ですかと問うたところ別にいらんとのこと
というかこっちが帰るよりも先に車でどっか行ったぞこのじいさん…

みずはふかいあおにそまっている なみのりをつかいますか?
500円支払って(と宣言して)駐車

岬到着

駐車場から坂を登る途中、iPhone みたら圏外…
駐車料金支払って奥へ出ても圏外…
店内のソフトクリームに paypay 支払いはできたからまあいいけども

初・ライダーの義務

かつて外国船打払令がしかれたころ、ここには砲台が置かれていたらしい
階段を降りると海岸のようなので行ってみる

このカフェとやらは貸切状態だった上に、空いた頃には閉店した
登ってくる人は少し疲れてる感じ
そこそこの傾斜だが大した距離はない
これはなんだろう
何かを崖の上まで運搬するのに使いそうな気もするギザギザレール

降りると急に岩場になり、木々がなくなって視界が開ける
看板によれば許可さえとればテントも設営できるらしいので、そういう人も集まってくるのかもしれないけど…こんなゴツゴツしたところで設営できるんだろか
そしてなぜかここに来ると急に再びしっかり電波が入るようになる

絶景というわけでもないが、出て正面の岩が続く先に縄が張られた祠らしきものが見えるのは
ちょっと良い
ツーリング先で写したいのは自分よりこの生首ショット
海岸からもと来た方を見るとこんもりした緑の塊

満足したので帰る
以下2枚戒め

標識をよく見ていないので逆走しかける・その1
標識をよく見ていないので逆走しかける・その2

次は一瞬自分が逆走しているのかとヒヤッとしたところ

いやこちらが正しい

このあとよく峠動画で見る「先にいけ」を初めて食らった
別にあおったつもりもないし、このままゆっくりついていくのでよかったんだけど、まあ自衛のためにやるドライバーは多いでしょうね
ありがとうございました

ハザードたかれた…右手がニョキッと出てきた…これはもしや!
クールぶってえらそうに手を挙げるより、会釈のほうがよかったかな?

まあこのあと海岸沿いで写真撮ってたらこのタクシーに追い抜かれたんだけども

快走!

あとは行きと同じ道をひた走り帰った

長距離どうだったか?

250ccで高速道路を長距離移動したところで、大型車と比べて特別な辛さはなかった
辛いと言ってる人たちって一体何が辛いのか?
長距離乗って疲れるのは四輪も含めてどんな車種でもあるていど共通することだし、風の当たり方くらいしかない気がするんだけど…でもそれって排気量には関係ないわけで
むしろ大排気量車のほうがクラッチ操作が重くて左手が辛いし、排熱で不快感が大きい場合も少なくない
身体が衰えてたり元から筋肉がなくて右手ひねるのが疲れるだけじゃない?

実燃費

めっちゃ走るジクサーSF250

買ってから半年ほど、一度も自分のバイクの燃費計算をしたことがなかった
乗っていてちっともガソリンメーターの目盛りが減らないし、知識としてもかなり走るという評判を何度も見ていたので、改めて気にする機会もなかった
なので、今回のツーリングのもうひとつの目的はこの実燃費計算だったりする
実際今回の往路では、目的地に着いた時点でもガソリンメーターの目盛りはひとつも動いてなかった(帰ってきて給油するときやっと一目盛り減ったことに気づいた…)

計算方法は定番の満タン法 - 出かける前に満タンにしておき、帰ってきてから同じところまで給油することで、純粋な消費量を推定して燃費を計算する

今回の走行距離は209.6km、ガソリンは4.74L 消費だったので…
実燃費は 44.2km/L
街中だろうとパンパン6速に上げる自分にしてはぶん回したつもりだったが、それでも驚異的な数値…!
さすがに高速が多いとこんなものだろうか?
ちなみにこの日の一般ガソリン価格はレギュラーガソリン167円/L
ウクライナ情勢でガソリン価格が上がってからバイクに乗るようになったので、この価格がスタンダードくらいに思えてしまう
それだけにモトブログとかで昔のガソリン価格が映って140円台だったりすると驚愕する(もしかしてそれでも高いのか?)

費用

高速道路・有料道路の通行料金
往路 2,200 = 330 + 1,070 + 320 + 320 + 160
復路 2,230 = 320 + 320 + 1,590
この数字をみるに、トヨタ謹製の moviLink でスマート IC を表示させないようにすると、きちんと ETC 料金ではなく一般料金を表示している…?
(追記)
あとでジャケットのポケットから厚木料金所での1,070円の通行料金領収書が出てきた…捨てそこねたか、上の計算にも入れてなかったか?
時刻的に明らかに帰路ではあるものの詳細不明

飲食代 942 = 340 + 162 + 440
ポカリ、ブルーベリーメロンパン、ソフトクリーム

駐車料金 500
ガソリン 792

締めて総額6,500円程度

てきとうに写真

カニいっぱいいた
カニ、フナムシ、釣人がくれる釣果あたりを食べてそうな猫
東京方面に帰るとき見える
くすっと笑えるけど、これがちゃんと見える位置に来るころにはこの店に入れなくないか?
解析の入門書とかに出てくるような形の法面
景色はいいけど、この道幅でこの海の近さで自転車もここ走らせるの怖すぎませんか
こうしてバイザーを一段階だけ開けとくのが一番快適
とてつもなく速そうに見えるけどそんなでもない

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