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令和2年度一般会計決算

前回の投稿から1カ月もご無沙汰してしまいました・・・

僕の議会とは別の仕事の関係や、衆議院選挙のとある候補者への応援などに忙しく9月議会の振り返りをすると言っておきながら、全く手につきませんでした。大変申し訳ありません(~_~;)

やっと時間的余裕も出てきましたので、気を取り直して、まずは9月議会で行われた令和2年度の決算認定に関することからお話ししてみたいと思います。

令和2年度の決算額は支出額で214億2010万円でした。新型コロナウイルス感染症対策もあり、前年の約1.5倍となっています。基本的に国からの交付金は入ってきますが、ある一定額は町の予算から捻出することになります。

税収も減っている状況では財政調整基金(自治体の貯金)を取り崩し賄うしかありません。実際粕屋町も16億円ある財政調整基金のうち約10億円を取り崩しました。これからのことを考えると心配になりますよね。でもここから粕屋町は頑張りました。

町長、財政をつかさどる経営政策課を中心に、全庁的に行事の中止などに伴う支出の見直しを行い、年度末には約9億円を基金に積み戻しました。各所管としては、事業の中止で浮いた予算を別の事業に回したくなるところですが、この素早い取り組みには拍手を送りたいですね。

少しづつ新型コロナウイルスの感染者も減ってきていますが、この影響は数年続くでしょう。議会としても、町の財政状況をしっかりと把握しながら、この困難を乗り越えるべく、町執行部と両輪で頑張っていきたいと思います。


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