コツコツ // 230522四行小説

コツコツと何かをすることは苦手だった。
小さなハードルをいくつも越えることで出来ることは次第に増えていく。前に進めば進むほど見える景色も変わってくる。
ふと振り返ったときに、歩んできた軌跡を見れば毎日一歩ずつ進んだだけなのにここまで来たのかと少し驚いた。
苦手だけれども、苦手なりに半歩でも前に行けば出来ることは増えるらしい。
進んだ道のりを思い出しながら、次に見える景色はどんなものだろうかと胸を躍らせた。

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