人知れず祈り //211216四行小説

 非力だ、と思うことはあまりに多い。何か自分に出来ることは無いだろうかと動いてはみるけれど、思うようにいくことは少ない。
 もどかしくて、不甲斐なくて、もっとうまくやれたらと思うも、人と人との間に起こるのだから自分の思うようにいくことが少ないことは当然のこと。
 ただせめていつか何か思い立ったときにきっかけになればと願いながら、せめて健やかであれと祈っている。

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