君の紅葉 //211019四行小説

 夏には金髪だった君の髪が、秋の装いなのか暗い色に変わっていた。その色の君も可愛いと思っていたら、「どんなあいつの姿でも好きな癖に」と自分の中の誰かがすかさずつっこんだ。

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