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海洋灯(まりんらんぷ)歳時記

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季節のうつろいを感じながら、その時々に自分なりに思ったことを記録しています。
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#船のでんきや日東電機

2024土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

こ ぬ か 雨 う ご き た く と も う ご け ず に 海 鳥 の 声 港 に ひ び く 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる) 雪がしっとりとした春の雨にかわり、大地が潤い始める頃。 「脉」は脈の俗字です。

2024魚上氷(うおこおりをいずる)

揺 れ 続 き 沈 む 心 に 春 を 呼 ぶ 縁 う れ し い イ カ ツ リ ラ ン プ 魚上氷(うおこおりをいずる) 水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。 春先の氷を「薄氷」と呼びます。

2020半夏生(はんげしょうず) ここでしか見えないもの

2020年も半分が過ぎた 予定通り進まない現状に苛立つ自分 想定外(コロナ禍)のことはあったが、それだけではない 自己嫌悪がニョキニョキと生えてくる心 さっきまで霧のようにシズシズと降っていた雨が上がった やっぱりまた、この場所に来た ここに来ると心のトゲトゲがスーと消えるような気がして 自分を素直に受け入れられる 何十年もかわらない景色、これからも変わらないで欲しいと願う

2020菖蒲華(あやめはなさく) 雨が降ると風は優しい

雨が降った後は、なぜだか時間がゆっくり流れるような気がする いつもは、時間に追われる日々を過ごしているからだろうか あたり前のことだろうが、少し湿った潮風も涼しくて心地よい。。。 何となく訳もなく、小さい頃から雨降りが好きだ 「今日の仕事も無事終えることができた」 感謝しつつ明日も雨が降らないかなぁと、一人ほくそ笑む

2020乃東枯(なつかれくさかるる) シンプル is best!

ほとんど毎日のように使い続けている 「船のでんきや」自家製の直流電源供給用の配電盤 工場を新しくしてから・・・だから実働40年は経っている! 構造がいたってシンプルだから故障もない。。。 たまたま訪ねてこられた工学博士のHさんに 「これ、かっこいいね~!!」と太鼓判をもらった Simple is best ! どんな事にも通じる一番大切にしている言葉

2020夏至 「LOHAS」について考える

ひと月程前にある雑誌の広告掲載について、記者の方にインタビューを受けたときのこと。 船のでんきやのマリンランプへの取組みなどについて何気なく話していると「今流行りのロハスですねぇ~」と言われました。 「ロハス!?」聞いたことはあるけれど深い意味はわからず、ちょっと気になったので自分で調べてみることにしました。 なぜ今、ロハスなのか?最近、さまざまなシーンで耳にするようになった「ロハス(LOHAS)」とは、「Lifestyles Of Health And Sustain

2020小満 コロナショックにも負けないマリンランプ

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾(よく)ハナク 決シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅカニ光ッテヰル    ~~~~~~~~~~~~~ ホメラレモセズ クニモサレズ  サウイフモノニ  ワタシハナリライ

2020大寒 面様年頭

今年も無事、面様年頭を受けました。 これは、輪島前神社の氏子の各家々の厄除けの神事で、毎年1月14日(おいで面様)と1月20日(お帰り面様)の2回行われます。 400年以上前から伝わるこの神事は、2018年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に「能登のアマメハギ」の一つとして登録されたました。 差し袴に、肩衣、頭に大黒頭巾をかぶり、顔には「串柿(くしがき)」「女郎(じょろう)」と呼ばれる夫婦面を着け、輪島前(さき)神社でおはらいを受けた後、夫婦神に扮した二人

2019立冬

人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前。。。 〜Kirin Kiki

2019処暑

2019立秋

2019大暑

2019小暑