止まっていてはいけない
私は、あることがあり気持ちが前に進んだり止まったり不安定だった。落ち込んだり泣いたり笑ったり喜んだり…
誰でもそうだと思うけど、ホントに心が忙しい。
膝を傷めて10日ちょっと経つかな⁉️何もやる気は出ないし好きなことすら出来なくて、「私、鬱かな⁉️」って思ったりして、チャート式の診断やってみたり…ビミョーな結果が出てしまった。でも、負のスパイラルに陥ってはいけないと「違う」って打ち消していた。
今に始まったことではない、子供がどんなに病んでいても私は貫いていかなければならない。頼れる母でありたくて踏ん張ってきた。
でも、人間だもの。いつも強くはいられない。
子供に隠れてやっと泣くことが出来たのがここ半年ぐらいのこと。ずっと心に色んなものを溜めて、次々と発生する問題に体当たりしていくだけで、空の色、咲いてる花、いつも見える風景、何一つ目に止まることなく、生活、子供、自分の精神を守り、旦那を怒らせないように、子供が怒られないようにしていくのが精一杯だった。
旦那と別居するようになって、子供達の健康、笑顔が戻りつつ、別の深刻な問題が出て来て前途多難ではあるが、少しずつ動き出している。
私は、止まっていてはいけない。
ある人に「子供達と止まらずに進め」と言われた。
その言葉を重く受け止めていたが、子供達を見ていて進んでいかなければならないことを再認識した。
長女は、春から人並みに働けるようにと次々試験を受けている。昨日、1次試験の合格がわかった。ダメだと思っていたけど、何とか次のステージに進める。
息子は、私と一緒に派遣の仕事に行くことに拘っていたけど、自分のペースでバイトを探そうという気持ちになってきた。
末っ子は、薬の投与が始まり、薬の効果があるようで、少し不安が消えたと話している。
今日、心療内科の主治医に二十歳までに安心して生活出来るようにしていきましょうと言われた。
焦ってはいけない。
環境を整えてあげないと打破できない。
末っ子の強迫性障害は、環境がそうさせたという検査結果が出た。
確かにそうだと思う。
小2の時に、私が旦那から平手打ちされたところを見た時から様子がおかしくなった。
翌日から、通学班で学校に行けなくなった。
心配性で優しくて周りに気を遣う子供だった。
平手打ちの原因は、収穫した玉ねぎを干していなかったから…
収穫した玉ねぎは、誰が干したっていい。
その頃は、長女が高3、息子が中2だった。
長女が大学に行きたくて、進学を反対する旦那を説得するために、クラスで1位を取り、たくさんのオープンキャンパスに通い、来たことのない大学の指定校推薦の枠をもらえるくらいオープンキャンパスに通った。何故か?大学受験は1校だけという条件で賛成してもらうのがやっとだったから。
ありがたいことに指定校推薦で進学ができた。
息子は、ちょうど具合が悪くなった時だった。学校に送迎したり、相談室に通ったり、面談したり、病院に通ったり…毎日が分刻みだった。
送迎することを快く思っていなかった旦那は、送迎する私、送迎に頼る息子を見てとても機嫌が悪かった。
そして、パーキンソン病を患っている旦那の母の介護もしていた。時間構わず呼び出され、嘘はつくし全て自分の都合でものを言う人。感謝することもなく、何かをお願いすることはしない。なんだかんだ言って、こちらから「やるよ」と言わせるやり方で、面倒見れば「世話になってない。勝手にやってた」と言われる。腹が立つけど、言ってもムダ。時々、ダメなものはダメだと話すことはあったけど、我が強かった。
旦那からは、しょっちゅう電話がかかってきて、
「朝から学校に行けたか?」から始まる。
心配してるのは分かるけど、とても嫌な時間だった。他にも突然用事を頼まれたり、調べ物したり、探し物したり、買い物頼まれたり、畑や庭先の面倒見たり、家にいるときに話してくれたらいいことばかりで、電話で聞き間違えれば怒るしめんどくさかった。
家に居るときはゲームばかりしているから、用事を思い出したら吉日なのだ。電話が鳴るのが怖かった。
夜は、ちゃんとお構いしないと機嫌悪いし…休む暇はなかった。
当然、玉ねぎは、後回し。
旦那は、休みの日は休み。自分の好きなゲームをして遊ぶ。
主婦は休み無し。
なんで、私だけ忙しいの?
平手打ちされる理由って何?
子供と義母がそんな状況で私は働ける訳がない。経済的に自立出来ない分、我慢するしかなかった。
でも、その我慢が自分だけでなく子供にまで害が及ぶとは、当時思ってもみなかった。
何度か、別れたいと思ったことはある。でも、現実的ではなかった。
もっと早く気付いていれば、末っ子がこんなに苦しい思いをしなくて済んだのに…
と思う。
だから、止まっていてはいけない。
安心して生活できる環境を整えていかなければならない。
何もかも捨てて終わらせたい。終わればいいのに…って思ったこともある。
だけど、
少しずつ前に進んでくれる子供達
いざとなったら助けてくれる子供達
生きる力を与えてくれる子供達
私が頑張れるのは、子供達のお陰だ。
まだ、まとわりついた気持ちや執着しているものを振り切る勇気も出ずにいる私。
色んな思いが次々押し寄せている。
それでも立ち止まってはいられない。
少しずつでいいから前に進もう。
大きな決心も覚悟も出来ないけど、現実をよく見て今まで通りやれるだけやっていこう。
病んでいたって、心が折れていたって、自分の気持ちに正面から付き合っていこう。誤魔化したり、自分を騙したりしないで素直に、後悔のないように、引きずっていたって、これも私だと認めてバカでもいいから正直に生きたい。
立ち止まってはいられない。
そう思った。だから、書いておく。忘れてしまってもnoteを開いたらわかるように❗