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新緑の空気

春の山の香り 2024

木々が芽吹く頃の山は、ほんの少しの標高差で山肌の色が変わる。本当に最初の芽の色は白い。まるで世界をまだ知らない赤ん坊に見える。

だんだん標高が低くなると緑の色が濃くなってくる。といっても夏の濃さにはまだまだ程遠いけれど。

まるでグラデーションのような斜面を見ていると、木々の発芽カレンダーを眺めているようだ。

早春から初夏へ

季節の移ろいが山を下から染めてゆく。
あの上の部分にも、こってりとした緑が間もなく訪れる。

年を重ねた人が「若いってのはいいね~」って言うのって、新緑を見る気分なのかな。元気で活発でエネルギッシュで、とにかく明るくて。

でも、じっくりと一年の輝きを全うした紅葉も別の意味で輝いてる。
ベテランの放つオーラが漂って、また人を引き付ける。


こんな感じで、写真を撮りながら思うこと、思ってきたこと、
少しずつ文章にしていきます。

芽吹いたばかりのような、若くてつたない写真日記
これから続くかな?


今年の新緑ベスト写真
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