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変わらないものもある

事実は小説よりも奇なりと言うけど
それなら
成長を共にする音楽くらいは単純でストレートなものを選びたい

今回はももクロこと、ももいろクローバーZについて話したいと思います。


最近の曲は、「会いたい」を「駅前に美味しいケーキ屋さんができたらしいよ」と言う。それもいいけど。
ももクロは「会いたいから来たよ」と言う。なんなら駅前のその美味しいケーキ買って走って来る。
だから、好き。


”笑顔が止まらない踊るココロ止まらない”
”逆光こそがチャンスだぜい”
”心配ないさ 進め 君は君だ”
”行く道は煌々と 未来は輝いてる”


こんな歌詞を子供のときから浴びてきた私は、こんな歌詞を子供のときから浴びてきたんだろな〜って感じの大人になった。

だから未だに好きな言葉は「希望」「大切」「大丈夫」とか、ね。小学校の壁に貼られてるお習字状態だ。
でもそんな言葉を大人になってから忘れてしまうくらいなら私は書き初め大会のままでいい。

間違いなく私の思想の基盤を作ったのはももクロだ。
大人になって色んなことを経験して、変わって、時々真っ直ぐな言葉を素直に受け取れないときがある。
うるさい、わかってるって。
そんな時でもももクロの曲を聴くと泣いてしまう自分は、きっと根は変わってないんだと他人事のように安心する。
自分に帰ることができる。


4人の声は個性があって楽器みたいで、だからすごく楽しいんです。
「歌の力」って素晴らしい。なにより彼女たちがその歌の力というものを1番信じている。
昔ほどメディアに出なくなったと言われる今でも、大きな箱を人で満ち満ちにしている理由はそこにあるんだろう。
もう一度言おう。すごく楽しいんです。
永遠なようで刹那だと感じる。だからこそ目を離すことができない。

最後に、『孤独の中で鳴るBeatっ!』の歌詞を紹介します。
一度ライブに足を運んでみて下さい。
整います。あれは聴くタイプのサウナなので。

大人になったら寂しさも
増えてくってみんな気づくんだ
だからその時代に流れる音楽を

神様ねえ 1つだけ叶えてくださいな奇跡のエール
何やっても上手くいかない事ばかりさ

春風が翼を広げて 空を飛んでいくよ
飛行機雲見上げる弱虫な僕を横切ってく

明日へ夢を叶えてこうってなかなか大変さ
僕らしく今歌うのさ
君と生きた日々を

大丈夫さ大丈夫って
言い聞かせても 心配症なんだね
毎日を孤独の中で鳴る beatっ!
大丈夫さ大丈夫って
流れる町を走りながらズタボロだよ
泣いてもいいよね?頑張ったんだから!

作詞作曲 の子


ももクロがいれば、私はどこからでも再スタートできる気がする。

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