東京大神宮1

東京大神宮【東京・千代田区】

365日、参拝がたえない神社です。
写真は平日の午後4時過ぎ頃の参拝シーンです。中にはキャリーバックを持って並んでいる方もいるので、日本各地から仕事や旅行で東京に来ているのでしょう。それにしてもこの行列、参拝に時間がかかります。
東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)は、ひょっとすると、都内でも年間参拝客数が指折りの神社かもしれません。

参拝客のほとんどは女性です。それもそのはず、「縁結びの神様」であり、神前結婚式発祥の神社であり、何といっても「東京のお伊勢さま」だからです。
宮崎あおいが結婚式を挙げてから、人気が加速したようです(その後別れましたけどね)。

20.315も一応、偉い役職なのでいろんな結婚式・披露宴に出席していますが、ほとんどはキリスト教式の結婚式です。仏前結婚式にも参列したことがありますが、やっぱり、何といっても神前結婚式・披露宴がいいです。

明治神宮・明治記念館での挙式だったんですが、全体を通して心地よい爽やかな風を感じる結婚式でした。雅楽も流れるのですが、途中、芸大のカルテット(弦楽四重奏)もあり、「なんか新鮮!」と感動しました。招待された皆さんも、堅苦しさのない、たおやかな雰囲気に包まれていましたね。

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東京大神宮には神前結婚式・披露宴を運営する「マツヤサロン」があり(上の写真左)、今日も打ち合わせに来ている方々がいらっしゃいました。あと、「良縁祈願」とおぼしき祈祷の方々も大勢いるようです。HPには「ご祈祷」案内のページがあり、その画像はほぼ100%、女性たちです。見ると、思わず笑っちゃいますが(失礼)、ご祈祷代は願いごと1つにつき¥5,000-.です!
HPの交通案内にはJR東京駅、そして羽田空港からのルート案内まで出ています。東京大神宮の吸引力の凄さを物語っています。

まじめな話をひとつだけします。
東京大神宮の創建は明治13年です。明治天皇の裁決(勅裁といいます)により伊勢神宮の分霊が祀られたのが起源です。当初は日比谷付近にあったため「日比谷大神宮」と呼ばれていましたが、関東大震災で焼失。昭和3年(1928年)に現在地に再建されました。
東京大神宮は幸せを呼ぶ神様として、今や全国区、いや世界にその名をとどろかせています。

【基礎データ】
■創建 明治13年(1880年)明治時代
■祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけおおみかみ)
■住所 東京都千代田区富士見2-4-1
■HP 東京大神宮

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