穴守稲荷2

穴守稲荷神社【東京・大田区】

羽田空港ビルから見上げた空は、冬の関東を象徴するかのように真っ青な空です。おまけに、この寒い季節は乾燥が激しくて、お昼ごはんは熱いラーメンをすすりたくなりますね。

でも、20.315は羽田空港での食事はあまりおすすめしません。理由はいろいろありますが、大体においてこうしたターミナルな場所は、食べる場所がここにしかないので、あまり「競争」という概念がないかもしれない、と思うからです。あくまで主観的な視点ですが、おそらくお味を保証するものではないんじゃないかな、と。

あっ、でもマックや吉野家はいつも通りおいしいですよ。
すみません、ジャンキーな趣味で。

だから、ということではありませんが、20.315は穴守稲荷駅で下車して、お昼をとりながら穴守稲荷神社(あなもりいなりじんじゃ)に参拝いたしました。

穴守稲荷1

ここは何度となく参拝しているのですが、毎回、社殿や境内が新しくなっています。この近辺では大変有名な神社なので、信仰も厚いのでしょう。
事実、終戦の年、GHQの意向により羽田空港拡張のため空港内にあったこの神社を強制的に移動(遷座)させられましたが、地元有志が700坪(!)の土地を用意したとあります。
うーん、これはなかなかできることじゃないです。

羽田ではやる お穴さま 朝参り 晩には 利益授かる

これは昔からある羽田節の一節とのことです。
HPも充実していますし、各種ブログや案内サイトでもたくさん取り上げられる穴守稲荷。創建こそ古くはありませんが、江戸後期からその賑わい、隆盛さは令和という時代になっても、変わりません。むしろ、ますます発展するのではないかと思います。

一時期、鳥居をめぐって「祟り」があった等の都市伝説がありましたが、それはもう今は昔の話です。

北海道や西日本(大阪以西)に住んでいる方も「穴守稲荷」駅はご存知かもしれませんね。羽田空港から京急線を利用するなら、当然通りますし。

今も、昔も、地域を見守り、羽田空港とその利用者をも見守り続ける穴守稲荷さま。なんと、そのご利益を勧請した分霊が、群馬県草津町、山梨県富士吉田市、福島県郡山市にあるんです。すごすぎる!

ラーメン屋を探したのですが、適当なお店に出会えず、牛丼ですませてしまいました・・・。当然、楽天ポイントがたまるので「すき家」に決まってます(笑)。

【基礎データ】
■創建 文化元年(1804年) 江戸時代
■祭神 豊受姫命(とようけひめのみこと)
■住所 東京都大田区羽田5-2-7
■HP 穴守稲荷神社

※写真は全て20.315が撮影。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?