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ネイチャーフィールドX

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20.315の開墾地「ネイチャーフィールドX」。ここに生息する植物から動物、昆虫まで、生命体がおりなす生態観察マガジンです。生命体はあらゆる生物の食物連鎖の中にいます。The f…
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#堆肥

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン プロローグ

こんにちは。開拓地「ネイチャーフィールドX」の所有者、20.315です。 私の趣味はプロフィール欄にあるとおり「開墾」です。開拓といってもいいんですが、名前がないと話も伝わりにくいので、この開拓地を「ネイチャーフィールドX」と命名ました。 上記写真を見てください。竹林を開拓しているわけですが、なぜ、竹をこのように地上1メートルぐらいで切っているのか、わかりますか? これは、竹を全滅させるための殲滅作戦なのです。 このように切ると、竹は「俺はまだ生きている、死んでいない

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(カブトムシ特集)2021・07 その33

こんにちは! 自身の開墾地「ネイチャーフィールドX」で生命体観察している変人の20.315です! 関東も梅雨が明けたら真夏日、猛暑日が続き、夏本番となりました。 ネイチャーフィールドXもカブトムシの季節本番です! 連休前にフルーツを買い込み、堆肥エリアに無造作にトラップを仕掛けました。↓ スイカ、メロン、パイナップル、バナナをこれでもか、というぐらいに放置してトラップ完成です。 翌日と翌々日、現場を観てみると大量のカブトムシが! ↑ 一年ぶりのカブトムシたちです。

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(果実&昆虫)2021・05 その29

実りの春・・・とは言いませんが、イチゴ類は春から夏前に真っ赤な果実を実らせる春の風物詩ですね。 こんにちは! 開拓地『ネイチャーフィールドX』で生命体観察する変人の20.315です! ヘッダー写真は、イチゴはイチゴでも、俗に言う「ヘビイチゴ」の実です。見た目にも真っ赤でジューシーな雰囲気が漂い、いかにもおいしそうに見えますが、全くおいしくありません。 毒こそないので食用可能ですが、全く味がありません。ジャム加工すれば、おいしそうですね。 ヘビイチゴも通常のイチゴと同

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2021・03 その26

こんにちは! 昆虫などの生命体が大好きな変人の20.315です。 20.315の開拓地「ネイチャーフィールドX」にも、春の足音が聞こえてくる季節になりました! 最低気温も氷点下以下になることはなく、先日は小春日和の中、モンシロチョウがフワフワと飛んでいました。 ネイチャーフィールドXでは現在、デコボコの土地を平坦にする土木作業やカブトムシを生育するカブトムシ・ファームを作ってたりしています。 そんな土木作業中に土の中から出てきた生命体が、ヘッダーの写真です。 スナハ

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2021・02 その25

生命体観察しながら開墾している、正真正銘の変人20.315です! 約1カ月ぶりの『ネイチャーフィールドX』ご報告です! ヘッダー写真は、カブトムシの幼虫です。雑草、枯れ葉、枯れ木、枯れ竹を堆積した積み堆肥の下層部に、カブトムシの幼虫がスクスクと育っています。かわいいですね! ネイチャーフィールドXは約200坪あるので、こうした堆肥エリアをいくつか作ることにしました。 上記写真のごとく、地面を10センチほど掘り、そこに乾燥した雑草、枯れ竹、枯れ葉、枯れ木などを堆積していき

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(爬虫類&哺乳類&昆虫)2020・12 その22

前日、ゆるい小雨がふり注ぎ、ネイチャーフィールドXの草木に雨粒が残っていました。朝日が雨粒にキラキラと反射して、みずみずしい緑が一層きれいさを増しています。 こんにちは! 開拓地「ネイチャーフィールドX」の管理人兼変人の20.315です。 12月に入ったので、昆虫などの生物に出会う機会もめっきり減少していますが、それでも刈り取った草木を処理していると、いろんな現象に出くわします。 例えば・・・。 ↓ 干からびたカエルが、乾燥した枯草の茎にへばりついていました。 撮

ネイチャーフィールドⅩ~竹林からの変遷記録(伐採&昆虫)2020・11 その21

ネイチャーフィールドXという開拓地の管理人&変人の20.315です。 上記写真は引き抜いた竹を積み重ねた画像です。その数約100本、高さ約2メートル。これ以上は積み上げられません・・・。 さて、早いもので、2018年11月から竹林を所有し、竹や木を伐採し始めて約2年が経過しました。今回は、そのスタートから2020年11月現在までの2年間の変遷を記録します。 いわば、ネイチャーフィールドX2年間の開拓記録です! ↓ 2018年11月、竹林を伐採スタートした頃です。 4

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫&植物&菌類)2020・10 その19

ネイチャーフィールドXも、朝晩は冷えて秋本番となってきました。 目にする昆虫類もかなり減少してきている中、活発に動く種もあります。 その代表が、上記写真のクビキリギスですね。褐色のクビキリギスですが、ちゃんとグリーン色の個体も存在しています(下記写真)。 電動草刈りマシンで、ネイチャーフィールドXの草原を刈り取っているので、彼らの生存環境を脅かしているわけですが、雑草や野草はしぶとく繁茂するのでクビキリギスなどのバッタ類が全滅することはありません。 実際、クビキリギスは

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(植物)2020・10 その18

自然の宝庫「ネイチャーフィールドX」の管理人、20.315です。 ネイチャーフィールドXは、私が2018年秋に購入した200坪の竹林だった場所です。ここを開墾しながら、春夏秋冬の自然について勝手に報告させていただいております。 報告するメインの生命体は昆虫類ですが、今回は植物、中でも「花」を主体として紹介いたします! ↑ ムラサキカタバミの花。 ビューティフル!です。日光に映える、鮮やかな紫色(ピンク)は自然の造形物とは思えません。 こんなにきれいな花ではありますが

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(収穫ほか)2020・08 その15

昆虫ヲタの20.315ですが、今回は中でも農作物育成マニアとして、ニガウリを収穫しました!冒頭写真は、その成果です。 立派すぎるニガウリが2本、スーパーの店頭価格でいえば198円ぐらいかな。ネイチャーフィールドXが、農作物の収穫地となったのです! 早速、収穫したニガウリをゴーヤチャンプルーに。 20.315のオリジナルレシピで、あっという間に完成です! <ゴーヤチャンプルーがとってもおいしい20.315オリジナルレシピ> ①ニガウリ1本 ②生ハム1パック ③卵1つ ④

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2020・08 その14

自身の所有地「ネイチャーフィールドX」にて、生命体の観察を行っている変人の20.315です。 (※キモい写真があります。見たくない方はスルーしてください) 先日仕掛けた昆虫トラップに、今度はクワガタも登場です! ドロドロになったバナナとモモの腐敗物に、クワガタのオスとメスが一匹ずつ参上してました。両方とも、正式にはコクワガタですね。 見栄えのいい写真ではありませんので、あまり掲載したくなかったのですが、思い切って載せましょう。 実際は、下記のような感じで腐ったフルーツ

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2020・08 その13

8月に入り、梅雨も明けて関東も一気に夏本番になりました! ネイチャーフィールドXにも、あっつい夏がやってきました! 早速ですが、20.315お手製の昆虫トラップを仕掛けました。 ↑ 透明のプラスチック製の空き箱に、バナナとモモを放り込み、お酢と日本酒を少量かけて、仕込み完了。「やがて堆肥β」の上に無造作に設置。 翌日の朝6時頃、ワクワクしながら見に行きました。 すると・・・! ↓ カブトムシのオスとメス、一匹ずつ発見! グッジョブ! すばらしい、ですね! オスは

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2020・07 その12

7月の貴重な4連休もほとんど雨か曇りで、ネイチャーフィールドXに行けない不満でストレスがたまっている、変人の20.315です。 「行けない」というより、行っても雨が降ってきたり、曇っていてもフィールドが雨水でぐちゃぐちゃになっていて生命体観察や草刈りがままならないんです。 でも。 ほんの1時間ぐらいは日が射す瞬間があったりして、その隙をのがさず、昆虫観察しています。 そうしたら、ネイチャーフィールドXの空中をブーンと飛ぶ虫が! 「何だ?」と見ていたら、草原の小枝にとま

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2020・06 その10

今、地球はコロナ禍だけでなく、上記写真のサバクトビバッタによる農作物への甚大な被害で、大変なことになっています。 各種メディアでも大々的に報じられているため、ご存知の方も少なくないと思いますが、アフリカ東部で大発生したサバクトビバッタが、中東からパキスタン、インドにまで広がっていて、小麦、大麦、綿、モロコシなど各地の農作物を食い荒らし、下手をすると世界規模の食糧危機にまで引き起こしかねない災厄だ、といわれています。 最新のニュースでは南米パラグアイからアルゼンチン、さらに