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ウチのこはる、18歳。

うちのこはると、家族との出会いは、隣りまちのとある動物病院のでのことであった。具体的には、

母ネコと兄妹5匹が入居していたケージのガラス越しのことである。

お見合いした5匹のうちの1匹の子猫に一目ぼれした妻が彼女を新しい家族にすることを私と子供たちに提案したのであった。

その日は、家族の新メンバーを迎え入れることとはならずに一旦帰宅した。

後日、保護ネコとネコを新しい家族として迎え入れたい家族との間をとりもつ団体の方がその雌の子猫を連れてやってきた。

この団体では事前にうちの家族の様子を下調べして、新しい里親としてのお墨付きをわがやに与えてくださったのだ。

わがやが新しい家族を迎え入れようとしたきっかけは、家族で転勤先で暮らしていた時に、その土地のお友達の家の猫と仲良くなったことだった。

転勤先から横浜に戻ってきたのは18年前の4月のこと。

その翌月にはこはるとお見合いしたことになる。

ウチに来てすぐの頃は慣れない2階建ての家に落ち着かずおっかなびっくりな様子で、飛ぶように素早い動きであっちへ行ったりこっちへ行ったししていたこはるであった。

しかし、最近では主食のごはんが欲しい時はえさを入れるお皿を顔でカチンカチン音を立てて催促し、おやつの柔らかいえさが欲しい時は別の皿のそばでキチンとお座りしてミャーゴと一鳴きしジッとこちらの顔を見つめて催促する。

すっかり人間を手名付けるようになってしまっている。大したものである。

そんなこはるには、まだまだ元気に毎日過ごしてもらいたい。

まづは、成人式を迎えその先までいって貰いたい。

いつまでも、ウチのアイドルでいてくださいネ!!!

こはるさん。

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