新・地図のない旅:五木寛之
肩の凝らないエッセイ集で、一作一作が数ページで完結しており電車のなかや仕事の合間の隙間時間などにさっと読める本です。
内容も自身の独自の健康法、作家なかまや先輩のはなし、幼少時に過ごした北朝鮮での生活、命かながらやっとの思いで日本に帰ってくるまでことなどいろいろ書かれています。
五木寛之さんは直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞された日本の大作家のひとりです。小説の執筆ばかりでなく歌の歌詞や雑誌への寄稿など活動の分野も幅ひろく活動をされています。
だいぶご高齢になられた現在も年に数冊の本を出されているのはさすがです。
気になるのは、長期間に渡って執筆されている「青春の門:風雲篇」の続きが出てくるのかどうか⁈
これからも元気で次々と作品を世に出されることを期待します。
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