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新・地図のない旅 I

ご覧いただきありがとうございます。

これは、五木寛之さんの「新・地図のない旅 I」の紹介です。

五木さんは、数多くの著作があり『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞の受賞もしました。

代表的な作品としては、デビュー作の「さらばモスクワ愚連隊」、昭和の時代に大ヒットし以降時間を空けて最近再開され現在も継続されている「青春の門」、エッセーの「風に吹かれて」、「みみずくの夜メール」などなど

作品の数が多すぎて本の題名を挙げるのに大変に困るくらいです。


そんな中で今回ご紹介するのは、

「新・地図のない旅 I」 です。

日常への旅、異国への旅、過去への旅など様々なお話をつづった
作品である「地図のない旅」の続編で、様々な題目で作者の感じたこと、
体験したことを書き連ねています。

前作からだいぶ時間が経ち、年を経て感じ方が変わったこと、そうでないこと、そして最近経験したことや話題の事象などいろいろと盛りだくさんに書かれています。

もともとは、新聞に連載のために定期的に書かれたものを、まとめたかたちで本として発行されたもので、「」とあるのは、今後にあとⅡ、Ⅲ2冊の
本が出版される予定が有るからです。


五木寛之さんの長い人生経験のなかから、選りすぐった内容の短めの
文章が、

部:日常への旅

部:記憶への旅     として、

それぞれ 36話(第部)、33話(第部)の計69作品が
紹介されています。

1作品があまり長くなく短時間で読めるので、じっと座って読むというよりは、なにかのすき間時間にページをめくったり、電車やバスの移動中にでも読んだりしても良いかも知れません。

とは言え、短い文章のなかには深い、内容のギューッと詰まったものが多く読後にこころに残ります。

また、知っていそうで知らなかった言葉もところどころに出現して漢字の
勉強にもなります。

読み終わるまでいつもカバンに入れて携帯しながら読みたくなる本です。

次の続編 「新・地図のない旅 Ⅱ」 「新・地図のない旅 Ⅲ」

が読みたくなりました。

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