25 タクシーべについて そして2度目の熱帯雨林は楽ちんです 朝6時にアパート出発から12時間半

 5月14日にティナのMICETオフィスに行きました。今後の予定を決めようということで午前中に路線は違うが上り坂を避けられるタクシーべに乗って、だいたいここという場所で降りました。車の通れる場所は距離があるので近道の民家の中の階段通路を通っていくことにしたら、下り階段は膝に優しくありませんでした。
 人に会うたびあいさつのサラーマを繰り返しながら車通りまで降りました。住んでいる人しか使わない階段通路はティナはきっと危ないから避けろというでしょう。階段途中にいた人たちは家を持っている人たちです。家を持たない人たちの多くはゴミ捨て場周辺にいたり、人が頻繁に出入りするスーパーの出入り口にいます。また、体が非自由な人たちは通りの真ん中に座って手を出しています。子どもは反応がありそうだと50mはついてきます。大人は最初に出会った女性以外は長くはついてきません。
 以前読んだ本にインドの物乞いビジネスが描かれていましたがここでも組織的なものはあるのでしょうか。まだ感じてはいません。
 タクシーべは600アリアリ21円、車のタクシーは15000から20000アリアリで勝手がいいけどタクシーべに比較すると高いので地元民の多くはタクシーべを使います。タクシーべのべbeは大きいという意味のマダガスカル語です。大きいタクシーです。料金については私の子供の頃と同じくらいでした。バス料金が子ども15円、菓子パンが15円、甘食5円て今のマダガスカルですね。
 通退勤時間は激混みです。長く並んでいるし、大荷物持って乗れません。荷物持って乗っている人もいますがたいへんそうで、まわりの人もたいへんそうです。
 料金は乗ってから車掌さんが集めます。混んでいて前の方に行けない時は声かけて払ってもらいます。料金はお客さんのリレーでお釣りも往復です。
私がこの日に乗ったタクシーべも混んでいてお釣りの必要な2000アリアリ札で払いましたが降りるまでお釣りをくれなかったので降りてから手を出していたら1400アリアリお釣りをくれました。
 混んでいる時は立って乗れるような満員電車のような状態の車内ではないので補助席用として車掌さんが薄いクッションを貼った板をくれます。それを真ん中通路に渡して座ります。
 私がアナラケリーマーケットから自宅前のVitgazのバス停に行くための134番と書いてあるタクシーべの出発場所を見つけました。路線により出発場所が決まっているのでした。そして車がぼろっち過ぎてわからなかったけど車体のラインの色が決まっているようです。
 そこには134番と書いたタクシーべが並んでいます。アナラケリーマーケットから観光名所のクイーンズパレスまでが往路、復路は違う道ですが一方通行が多いので往路の近くの道を帰ってきます。バス停はわかりにくいですがバスと書いてある場所もあります。人が並んでいたらそこがバス停です。タクシーべシステムがだんだんわかってきました。数日の観光旅行では知ることのできない知識ですが、短期間旅行者はいらない知識かも。普通のタクシーでもダウンタウン周辺なら20000アリアリ660円くらいで移動できるはず。2024年5月の相場です。ダウンタウンから空港までなら50000くらいかな。荷物積んで18キロを移動で1750円なら車がボロっちいのでチップあげたくなる。ドアが中から開かない車がほとんどかもしれません。ルノーかシトロエンのレトロカーで時々ルパンモデルがあります。料金は変わらないのでキレイな車を選んだ方が良いと思います。郊外に行くと川の近くにLavageと書かれた看板が並んでいますが、そこに車やバイクを持っていくと川の水で洗ってくれます。手洗いで。
値段はまだ知りません。子どもが待機していることもあります。
街中でも洗車を見かけます。砂ぼこりが多いのですぐ車は汚れます。
タクシーのポンコツ具合は楽しめます。シートベルトは義務ではないのでない車もありますがあるかどうかを乗る前に確かめないとは思いますが、使用可能か確かめても一向に問題ないです。私は目の前で見たことはありませんが、交通事故が多いようなのでシートベルトをするよう気をつけている人もいます。ドアが内側から開かない車は事故の時に閉じ込められるのが心配です。取手など何年前に失ったかわからないドアを運転手さんはどこかに指を突っ込んで開けていることもありました。
私が乗るのはいつも助手席でしたがこれからは後ろに乗ることを心がけた方が安全かもしれません。
 観光客は荷物があるので普通のタクシーがよいですね。
 オートバイのタクシーはタクシーモトで街角にお兄さんたちがたむろって、人差し指を立てて、タクシーモトとアピールしてきます。ティナからあれは危ないと言われているので相場を知るためにお話だけ聞いたことがあります。彼らはお客さんのための保険に入っていないということです。
 長距離のバスはタクシーブルースです。ブルースというともの悲しい歌のようですがフランス語のブルースは僻地とか田舎という意味で、長距離の都市間バスでタクシーべより少し大きめで、今まで見た車は古いベンツ製が多かったと思います。タクシーべもベンツが多いかな。
 アンタナナリボではいつから動くかわからない旅客鉄道も計画されているようですが地元の方は諦めているようです。市内移動にロープウェイが建設されていますが地元の方は計画自体に呆れているようです。

 そして、MICETオフィスで急遽明日15日から、ValBioセンター CVB
https://www.stonybrook.edu/commcms/centre-valbio/visitcvb/visitingcvb/mainCampusInfo.php
に行くことになりました。期間は訪れてから相談ということで行くことになりました。
CVBに行くまでの時間は15時間くらい、距離はGoogle mapで386キロ、距離が出るということは舗装道路で行けます。前回のSADABEは未舗装路に入ってからが道が悪く歩いているような速度でした。
 今回は違いました。舗装道路続きです。しかし穴ボコ道でさらにタクシーブルース、貨物トレーラーが穴ボコを避けるためより時間がかかります。場所によっては舗装したて、作りたての橋で開通式を今から始めるような場所もありました。国政選挙もあるので選挙カーや住民のお祭りのような盛り上がり集会の場所もありました。暴動発展を警戒してなのかおまわりさんの待機が集会の場所には見られました。
 運転手のトムさんはMICETお抱えの運転手でValBioでおったスタッフはあの人なら安心と言ってました。今回到着まで12時間半かかりましたが、トムさんはマダガスカル人で英語を話すので話を時々しながら、客の私はうとうとしながらしっかりドアは閉まっているのにすきま風の入る寒さを我慢していました。
 私一人のための車の出動でした。費用は車代、燃料代、トムさんの宿泊費などで往復44000円ほどです。貴重な2度目の熱帯雨林の時間を有効に使えるようにスタッフが配慮してくれています。

入り口
レセプション
トレードマーク
道路端のジャングルに柑橘系
左からオンジャ、ハジャ、ファブリス
環境教育部門スタッフ


ジュラシック
旅人の木
電気きてる


 ValBioでの費用はまだ聞いていません。コーディネイターはシンシンという女性ですが、ValBioに向かっている途中の昼食場所でトムを見かけたということでシンシンと会うことになりました。彼女は所用で週末まで首都に行くということでした。
 ValBioでは、私が滞在できるようすべてシンシンが手配済みで夕食まで準備してもらっていました。部屋はドミトリー四人部屋ですが私一人しかいません。
現在地元の特別に選ばれた高校生が自然保護教育の研修を受けています。
その担当がデボラという御婦人で昨日夜に夕食をご一緒しました。ケニアで自然保護教育をやっていてどこでも教えるということで現在はここにいるということでした。
どのような経歴、ポジションかはまだわかりません。ティナは彼女のことを知っていました。
今日の昼前にここに滞在するための書類をレセプションに持っていったらロジスティックス部門のヘッドのディディが受け取ってくれて、目的をお話ししたら環境教育部門の人たちとお話しする機会を持つことになりました。三人がきてくれました。オンジャ、ハジャ、ファブリスが教育担当ということでした。子どもたちの活動を取材するためについて行きたいといったら、今子どもたちは学期末でこれまで自然の中での活動をしてきたのでそのまとめの段階になっているとのことでした。活動取材にはタイミングが良くないみたいです。それでも土曜日に学校に出かけるというのでついて行けるようにお願いしました。
 このCVBは研修宿泊施設で子どもたちはここに来ることもありますが多くは、教育部門の担当が出動となるようです。
 周辺は熱帯雨林でラノマファナ国立公園内にこのCVBがあります。

 CVBについては取材報告にまとめます。

 CVBには便座付きトイレがあります。ベッドあります。食事はダイニングルームがあってそこで提供されますが米と豆スープはまだ出ていないです。洗濯はランドリーがあります。
電気きてるし、ネットあります。
電気は日本企業が建設したマダガスカル最大の水力発電所から来ているとディディが言ってました。


熱帯雨林らしいかな

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