クリアレジンは楽しい

ボークスよりドシドシ出てくるFSSのガレージキットシリーズ。中でもゴティックメードの立体物はその造形もさることながらお値段もすんごい事になっております。私は去年発売されたバーガ・ハリBSコブラを(原作もろくに知らないのに)買ってしまいました。信じられんくらいカッコ良かったので…。

さてこちらのガレージキット、買ったはいいものの結構な量のクリアレジンが使われておりどうしたものか勝手がわかりません。そこで今回クリアレジンの触り心地を調べる意味も込めて積みの中からチョイスしたのが「SAV ジ・エンプレス クリアレッドver」というわけです。

通常のレジンに比べるとより繊細な扱いが必要だということがわかったのでいい経験になったのですが、そんなことよりこのキット、めちゃくちゃ良い。

まず表面処理したら曇ってしまうクリアパーツですが、これに光沢クリアーを吹き付けると一気に透明になってそれが超楽しい。

クリアコート前はこんな感じ

太陽の光を透かすと宝石のように煌めき、しばらくやめられませんでした。最後の画像で見てみて下さい。

次に、これはガレージキット全般に言えることですが、このキットはMHの中でもパーツ数が少ない方です。それ即ちマスキング箇所が多い。こちらはやりがいと達成感が得られます。

頑張った右手首の塗り分け

胴体のスターブライトシルバーの輝き、各所にあるレリーフ部のクリアレッドによる塗り分け、額と胸の黒部にかけた主張しすぎないブルーパール…などなど、みて欲しいところは何箇所もあります。

ハセガワのテムジンを作ったときにも思いましたが真っ白なキットが自分の手によってどんどん色付いて「知ってる色・形」になっていく感覚は色プラキットでは味わえない感覚だと思います。手がかかるという事は思い入れも深くなるという事。


マスキングやら水性塗料による塗り分けやら筆塗りやら、色々なメソッドを総動員して塗り上げたジ・エンプレス。
週末には撮影ブースを借りて一眼レフカメラでちゃんと写真を撮って来ようと計画中です。どれだけ美人に写ってくれるか今から楽しみでなりません。

ともあれバーガ・ハリ前の習作としては十分な出来になったと思いますので、来年は本命くんに挑戦したいところです。

右肩の煌めきにも注目!

おわり(Twitterに後日投稿する完成写真も見てね)

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