メモリー・オブ・プラモデル①

理由は様々ですが、思い入れの深いプラモデルがモデラー誰しもあるかと思います。私にもあるので、こうやってたまに紹介しようと思います。

今回はコトブキヤ HMMシリーズ グレートサーベルです。私のゾイドはアニメからだったのでライバルのレイヴンが乗っていたセイバータイガーはやっぱりカッコ良く映り欲しかったのですが、既にシールドライガーを持っていたので「おんなじようなのあるでしょ!」と買ってもらえませんでした。大人になった今、コトブキヤが出してくれたお高いキットをレジに運び自分でお金を払って買う…。この高揚感。子供ボロンよ、心配しないでもお前の欲しかったものは手に入るぞ。しかもグレートだぞ。(グレートサーベルはひとつ上の世代のゾイドなので正確には欲しかった『セイバータイガー』ではないのですが、細かいことは良いのです)

キット自体は2010年に出た物の再販品です。「マーキングプラスVer.」と銘打ってますので、デカールが豊富につくのが特徴ですね。
10年前のコトブキヤキットという事ですが、個人的にはそこまでストレスなく作れました。合わせ目も表面に出ないように工夫されている箇所がチラホラと。作りごたえも、パチ組みでの見栄えも十二分です。子供の頃にトミーゾイドを動かしながらできたらいいなーと思っていた「脚をハの字に開く」可動もできて、コトブキヤには感謝です。立たせているだけでもカッコ良い。
グレートサーベルなのでカラーリングも黒と赤。これが嫌いな男子はいません。頭のてっぺんから尻尾の先までどこまでもカッコ良い。子供ボローン!見てるかー!

とか言ってブンドドしてたら胴体と左前脚が分解しました。木端ミジンコです。ディテールが精密になったりギミックが増えたことにより部品数は増加、当然ですが組み立ては難しくなり強度も弱くなる。今ならば取説見ながら四苦八苦して直す事ができますが…。子供ボロン。明日の模型のためにも、今のうちに技術を磨いておくんだぞ。

おわり

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