怒りのもとがわかった

泣きたかったので、その場を離れるべく買い物に出かけた。
前から気になっていた物を買い、少しご機嫌になったところでいつものスーパーへ。
レジの方々が今日も素晴らしい。
プロは素敵だ。

帰り道、やっぱり泣けてきた。
マスクしてるし帽子も被っているし
泣きながら帰ることにした。

上の子が、ときどき急に血圧が下がって倒れることがある。
昨夜もそうだった。三度目だ。
思いきり倒れるので、必ず頭を打つ。
私が落ち着かなくちゃ、と足を高くして声をかけながら様子を見守る。
体を温めながら大丈夫だよ、と気をおくる。

やれることは全部やった。
本人も何度目かだから、少し慣れてきていた。
父親が同じ感じなので、遺伝したのだ思う。

それでも。
私は自分を責めたかった。
昨日は夕方から元気なかったよね。
もっとしてあげられること、あったんじゃないの?
暑かったからエアコンつけてたけど、もっと早く消してあげていたら倒れなかったかもよ?
家事のことばかり考えてないで、もっと顔を見て様子を見ていたら助けてあげられたんじゃないの?

それができなかった自分に怒っていた。
同時に、すごく怖かったという思いを吐き出したかった。

泣きながら、もう一人の私と慰めあったよ。
怖かったよね。
かわいそうなことしたよね。
でもよくやってたよ。
やれることやれてたよ。
大丈夫だよ。

帰ったあとも、無知な自分を責めたくなるし
子供があまりにも無事に育ったことで、何か起きたときに何もできない自分がいることに落ち込んだり。

思った以上のダメージだったけど。
泣いてる自分にも、大丈夫だよと言ってあげて。
今日はみんなで早寝する。

子供に何かをしてあげたいなら、私が元気でいないとね。

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