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ゴリ=ギャラドスという認識だけを持ったミリしら女がスラダン映画を見に行ったら、とある男に分からされた話。

タイトル通りの話です!
⚠️偏見・ネタバレまみれの感想です。色んなキャラのことを好き勝手言ってます。
初見では山王メンバーの名前を一欠片もわからなかったため、今回の感想では脳内で思っていたあだ名(沢北→イケメン坊主、河田雅史→頬骨の坊主)で呼んでいます!
THE FIRST SLAM DUNKをまだ観ていない方は閲覧非推奨です…!何でもいけるよ!という心の広い方はどうぞ…!

事の始まり(別名:沼落ちへのカウントダウン)

TLで絵師さんたちがスラダンの映画を観てきます!と言った後スラダン沼に次々と落ちていっているのを見た私は、「どんなもんやろな〜」と軽い気持ちでザファを見に行くことに。(もうこの時点で既に沼落ちのフラグがたっている)

好きな配信者が流川推しだったため、よくスラダンの知識を配信内で語っていた。そのため、流川中心ではあるが、少しの知識はあった。

配信で得た事前知識→①流川の下の名前はカエデ②流川は下まつげが長いイケメン③流川はときメモGS2の志波くんに似てる
④流川が登場する時は、「ル・カ・ワ!」「ル・カ・ワ!」と黄色い歓声をあげなければならない。⑤流川には親衛隊がいる

⑥ゴリというキャラはポケモンのギャラドスに似てる

(配信者がポケモン実況の中で、捕まえたコイキングをゴリと名付け育てていたため)

TLで得た情報→①流川は猫ちゃん ②花道の声優はきむすば ③声優変更が映画公開直前に行われたため、死ぬほど炎上した

今こうしてみると偏見しかない。よくこの知識で見に行こうとしたな私…。

あと知っていたのは、「諦めたらそこで試合終了ですよ…」「バスケがしたいです…!」「いいからドーピングだ!」などの数々の名シーンやネットミームたち。
このようなくそ雑魚知識で観に行きました。

席につき、「スタメンくらい覚えなきゃなぁ…」と思った私は、友人と公式ホームページで人物紹介を見ることにした。
しかし、いかんせん見る時間が1分ほどしかなかったため、ゴリの本名は赤木ということ。流川の顔面は思った通り綺麗なこと。花道は知らんうちに坊主になってたこと(花道=リーゼントだったため)。くらいしか頭に入らなかった。

そして始まる映画

・弟と思わしきリョータと呼ばれる少年と、ソーちゃんと呼ばれる兄らしき少年。
ここら辺は訳分からなすぎてずっと「音響がいいなぁ…」とか思ってた。
船に乗っていくソーちゃん。
「もう帰ってくんなー!!」

十中八九死ぬやつやんけ。

・オープニング
ドリフの大爆笑のように降りてくる敵チーム、山王。全員坊主だということを知り、顔と名前を覚えられないと悟った私は絶望した。
そんなこんなで試合がスタートした。

⚠️ここからは順序覚えてないとこもあって、印象に残ったことしか書いてないです!

・試合開始直後、流川とはまた違う顔のいい男がいることに気づく。
そしてその男がまあボールを打ちまくって活躍すんのよこれが。
なぜか彼の点数だけ3点……ハッ

これってもしかしなくても…3Pシュート!?
黒子のバスケ履修してて良かった!

(ただし私は黒バスをpixivでしか履修していないというクソ邪道な人間なため、バスケの知識をほとんど知りません)
なるほど、このイケメンは緑間と同じポジってことね。

「オッケー、今日の三井はいいぜ山王よ。」

…なんて初見の人間に優しい男なんだこいつは!

しかもみっちゃーん!という歓声付き。
この短時間で華やかな容姿で初見の私の目を惹きつけつつ、名前+あだ名を覚えさせるとは…やるな、三井という男…。

・ゴリが豪快にダンク!
湧くベンチ席。「でた!ゴリラダーンク!!」
いいのかそれで???
ゴリはゴリって言われること嫌じゃないんか?ほら、昨今はあだ名禁止の学校とかもあるしさ…!
嫌だったらちゃんと言うんだよ…!心の相談室とかあるから…!
(後日原作を履修したらちゃんと嫌がってて、ちょっと安心しました)

・ベンチにいるメガネくん頑張って応援してて偉いな… 身長とか立ち振る舞いに先輩なんだろうな… たぶんスタメンを花道か流川に取られたポジとかなんだろうな…
ここで私はハイキューの菅さん(推し)のことを思い出し、感慨深くなってました。
てかメガネくん、顔に似合わず声くそデカくね???? いや、めちゃくちゃいいことだけどもね!?

・回想シーン。
中学生リョータが1人でバスケの練習をしていると、現れるイケメンが1人…。

「小学生?」
まさか、お前…! 三井か…?
いやいやそんな訳ないよ😅✋ そりゃ、こんな顔が良くて?クソイケボで?こんなに見せつけるように3Pシュート打ってるけども、それだけで三井とは分からないっすよ(笑) そんな少女漫画じゃあるまいし…

モブ「みっちゃーん!」

三井でした。

お前…コミュ強過ぎるだろそれは流石に。
三井寿…ふーん…。おもしれー男…!

・試合が後半になり、山王に押される湘北の面々。
ここら辺まできたら何となくだけど山王のメンツを覚えてきた。
イケメン坊主(沢北)、頬骨が出ている坊主(河田雅史)、ぴょんぴょんいう坊主(深津)。
名前までは分からなくても、何となく顔の見分けがついてきた。

てか、いきなり登場してきた山王のでっっけー子誰!?

あの巨体を何も言わずに出すの面白すぎるだろ。

(後に美紀夫くんという可愛い名前があるということを知りました。)

また回想。
あからさまに危ない輩に絡まれるリョータ+ご友人(ヤス)。

不良グループの真ん中にいる人…

イケメンじゃね?

いやてか、

君、金八先生に出てた????

若かりし頃の亀○くんに似てね???
いるよね、こーゆー不良だけど、実はワケあって不良になっただけでほんとは優しくてさ、最後は何だかんだ金八先生に1番懐くタイプのジャニーズ事務所出身の生徒…。

そんな若かりし○梨くん御一行にリンチにされるリョータ。
でもリョータもタダじゃ倒れない!頑張ってやり返す!
意味深にリョータのバスケシューズを蹴る亀梨くん。

バスケシューズを…蹴る? そうか!わかったぞ!

バスケシューズを蹴る→バスケに未練がある→その直前に膝を気にしていた→三井寿は膝にサポーターを付けている
                                              QED(証明終了)

天才かもしれない。気づいてしまった。
(でも普通に考えて徳男が後ろにいるあたり、気づく要素はその前にも沢山あるんだよな)

あと、「安西先生、バスケがしたいです…!」
の名シーン。

あれ言ってんのもお前だろ。三井。

このロン毛見覚えあると思ってたんだよなぁ〜〜!

リョータがボコボコにされている中、私は気持ちよく伏線を回収しておりました。


・試合中に頬骨が出ている坊主(雅史のことです)とぶつかり、倒れてしまうゴリ。そして精神世界に干渉してくるブロッコリー先輩…。

ここのシーンみて思ったんだけども、ゴリは顔に似合わず繊細な人間なんだね。
ブロッコリー先輩のことなんて全く気にしないのであれば、干渉されないだろうし…。

いかにも身も心も強い!って感じの見た目なのに(ギャラドスに似てるのに)内にある繊細さを秘めている様な描写でとても分かりやすいなぁと思った。

・気づかないうちにみんなよりもヘロヘロになっている三井。

本当にどうした???

毒でも盛られたのかというようにヨロヨロする三井。敵の坊主(松本)も心配してんじゃん…!
もうやめよう…!もうやめようよ三井…!

いや、冗談じゃなくあの時の三井はこのコビー並にボロボロになってた。

しかし何故か3Pシュートをわんさか入れる三井。

1人だけバヌケしてる???

・イケメン坊主(沢北)と対戦し、ついにパスを出す流川。

「流川がパスを…!?」

逆に今までパスを出してこなかったのか???
流石にワンマンすぎるだろうよ…。

・流川とイケメン坊主2人で映る画面、あまりにも絵面が美しすぎる。

イケメン坊主のことずっとイケメンだなぁって思ってたんだけども、

坊主にしてもイケメンって相当イケメンじゃないか??

・湘北メンバーで頑張ってたけども、イケメン坊主がここに来てめちゃくちゃ活躍してきた。

「よーい…ドン!」

こいつイカれてんな(最高の褒め言葉)。
下手したら一生根に持たれるやつだぞ???
相手を煽る行動試合中にやるの勇ましすぎる。
顔の良さで許されてる感じがすごい。
私は好きだよ!

・回想。
バイク事故を起こしたあと沖縄に帰るリョータ。
ソーちゃんとの思い出の洞窟にて泣いてしまうところ。

泣かないでリョータ…!あなたの涙を拭って差し上げたい…。

誰がリョータを守る?俺が守るんだよ!!!

ここに宮城リョータを守り隊を発足致します。

…というか思ったんだけども、宮城家って経済的にも家庭内の仲的にもなかなかやばいのでは?

普通に考えてアンナちゃんの役目がデカすぎる。


いつもお母さんとリョータの仲を取り持ってさ、たぶん調子悪い日とか期限悪い日とかもあるだろうに明るく振る舞ってさ…

アンナちゃん=ヤングケアラー なのでは???

⚠️ヤングケアラーというのは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子どものことを言います。

この場合、アンナちゃんは家族間の感情面のサポートを行っていますね。

そこで私は問いたい。
子どもにそんなことをさせていいのだろうか??

私はお母さん・リョータを責めるつもりは毛頭ありません。というか宮城家の大変な状況で誰かを責めるだなんて、お門違いもいいところです。

責めるべきはそう、行政です。

役所は何してんだ役所は!!!

まあ映画に描かれてないだけでそこら辺はなんとかなってると思いましょう…。遺族年金とかもあるしね。

・花道が頬骨の坊主にマークされるとこ
「死ぬ気でかかってこい、マルゴリ!」

お前、他校の先輩だぞ??? そんなこと言ったら、頬骨さんだって怒るに決まって…

「ハハ、わかった」

え…優しい…。
この人聖人か何か???

あと、頬骨さんてゴリがずっとライバル視してたり、周りの反応的にものすごく強いんだろうけど

ゴリにも花道にも真剣に戦ってくれるところめちゃくちゃ好き。


・飛んでったボールを拾うため客席に突っ込み、背中を打ちつけてしまう花道。
ここらへんほんとにずっと花道のこと心配でしょうが無かった。
誰か救急車を…救急車を呼んでください…!

BGM:平井堅「瞳を閉じて」

湘北メンバーが花道のこと心配してるの信頼関係を感じて良かったんだけど、頬骨さんもずっと花道のことみてて、もしかして心配してくれてるのかな?って思った。私の幻想でもいい。花道のことを心配してあげて下さい!
(漫画見たらほんとに心配してくれてて泣いちゃった。優しすぎるよ雅史。)

・試合ラスト1分〜無音シーン
ほんとにどうなるか分からなくてずっとドキドキしてた。
映画の内容的に勝つだろうな…って思いが最初あったけど、山王があまりにも敵チームとして魅力的すぎてほんとにどっちが勝つのか最後の最後までわからなかった。正直ここらへんの感想を書きたいのはやまやまなんですが、私自身のくそ雑魚文章能力がラストシーンの凄さを書き表せないです。

全人類あのシーンを観るしかない。

あのコートに立っていた全ての人間が頑張ってた。だから山王が勝ってても本当におかしくなかったよね…!
そんな訳で映画見たら10回に1回くらい山王が勝つバージョンも上映してくれないかな???頼むよ集英社!


・ラスト
お母さんとリョータの会話。

「どうだった?山王は…」

「…強かった。」

「……怖かった。」

ここのシーンまじで好き。
リョータはずっとソーちゃんに言われた「怖くても、心臓バクバクでも平気なフリをすること」をずっとずっと守ってきたけどさ、でもだからって、リョータの気持ちを殺すことはないよね??ってずっと思ってた。

リョータが怖いって思ってること。不安だって思っていることは、間違いでは無いんだよって誰かが言ってくれれば、支えてくれれば…って思ってた。

それが、お母さんの「おかえり」今までのリョータの頑張り。ミニバスでソーちゃんに比べられても頑張って立ち上がったこととか、屋上で三井一行に呼び出されても強気でいたこととか、そういうのひっくるめてその頑張りが肯定された気がして嬉しくなった。

という所で私の感想は終わりになります。
実際書きたいこととか思ったこともっとあるんだけども、さすがに長すぎるので割愛させていただきます。
キャラの初見のイメージ→映画・原作履修した後のイメージとかも書きたかったけど、辞書か??ってくらい長くなっちゃうので別の機会にします。

…で、なんですけど。タイトルにもありますよね。「とある男に分からされた話」と。
恐らくここまで長いクソ文章を読んでくれた方はそれがどのキャラのことを指しているのか、分かると思います。

そう、三井寿です。

彼のせいで私は今、応援上映に3度赴いたり、彼のために何かをしなくては…!という思いに駆られ、三井のぬいぐるみを作っております。
こちとら裁縫初心者だぞ??
ハマってまだ2ヶ月も立ってないぞ??
この2ヶ月で私の生活を一変させてくれました。
ありがとう、スラムダンク。ありがとう、三井寿。

なんなら映画観る前より心身の調子がすこぶるいいです。THE FIRST SLAM DUNKは今はまだガンには効きませんが、そのうち効くようになってくるでしょう。

そのためにもあと1年は上映した方がいいですね。

そんな訳でこんな激長文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

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