公認会計士試験の参考書を入手した

本日、公認会計士試験参考書各種を入手した。
合格目標年は2021年、もちろん古本である。

思えば土地家屋調査士に合格した数年前、高揚感から努力すれば合格できるのではないかと勘違いし、公認会計士試験参考書(短答向け)一式を入手したことがあった。もちろん理解できるわけもなく、財務会計論テキストの数ページ目で早々に挫折し、1ヶ月もせずにすべて手放した私の黒歴史である(試験合格後、他の難関試験講座等に申し込んで後悔する現象は一部で観察されるらしい)。
その後、簿記3級、簿記2級、中小企業診断士と、自慢ではないが、教材を購入し、すべて放棄してきた。そういえば先月も、TACの「みんなが欲しかった!税理士簿記論の教科書&問題集1」を購入し、数ページ読んですぐに手放した。

今回はどのような心境の変化かといえば、まぁ教養として読んでみようかな、というのが率直な気持ちである。

今年度から企業の決算書を読む仕事に関わることとなり、素人なりに何とかやってきたが、財務も会社法も租税もわからないことが多すぎて嫌になってきた。
体系的な理解をと高い志で専門書(中央経済の「財務会計講義」や「管理会計」)を中古(このあたりが逃げ腰)で購入して読んでみたが、もちろんすぐに挫折。
この歳になると、知らない言葉が山ほど出てくる本を読む気力がなくなる。読んでいるだけでは頭に入ってこない。そして、「課題を解決する」や「問題を解く」という目的なしには、そもそも本を読む気になれないのである(仕事のために勉強するのでは、という真っ当な意見については、この際忘れてもらいたい)。

そこで思い立ったのが、ゆるく資格試験の問題を解き、関連する知識を少しずつ頭に入れていく、という方法。

資格の選定としては、
中小企業診断士は、1次科目の過半数となる、企業経営、運営管理、経済学、情報システム等に興味がないため却下、
税理士は、会計と税に特化しすぎているため却下、
簿記は、会計士に包括されるだろう、ということで却下した。

前回の投稿以降、資格試験以外に何かやりたいことがあるか色々考えてみたが、せいぜい株式投資か釣りくらいであった。自身の悩みの多くの部分が「今の職業・職場のままで良いのか」という問いに支配されていることである以上、他の選択肢をとれる可能性がある方向に努力することが精神衛生上も良いだろう。

すぐ飽きるかもしれないが、まずは勉強する気になった自分を評価しようと思う。


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