1年ぶりの投稿

ちょうど前回の投稿から1年くらい経った。

その間、簿記の勉強をしてみようと思い立ったことが何度かあったが、土地家屋調査士の勉強時のように「本気」になることができず、結局頓挫している。

資格のことを考える時間が少しずつ減った。
独立する気概があるわけでもないのに資格の勉強をするという、ある意味では無駄な行為に脳のリソースを割かなくて良くなりつつあることに、少し安堵している自分がいる。もちろん、学習することで得られる知識が活きることが無いわけでもないが、資格勉強と実務は別物であることは、また、机上の知識で実務を判断する危うさを、私は自分の仕事分野で痛感している。

生活の中で、不意に資格試験の名前が目に入り、自分がその資格を取得した後の人生を想像してみることもあるが、その結果は1年前に自分で記事にした内容から大きく外れていない。会社をクビになったり、何らかの事情で辞職することとなった場合、土地家屋調査士として修行・独立することが最適解だろうと今でも思う。これから司法書士を取得しても、人生で獲得する金に何倍もの差が出るとは思えない。行政書士を取得すれば農転等も自分でできるようになるが、行政法の学習コストを考えると行動に移せない。会計士・税理士は…、上記の通り、簿記で挫折だ。

土地家屋調査士と司法書士においては、フィールドワーク中心か、デスクワーク中心かという差はある。しかし、フィールドワークができなくなる年齢にはリタイアしたい私にはあまり関係ない。
過去にも書いたが、士業は「生涯現役」がメリットである中、私はどこかでリタイアしたい派である。せっかくリスクをとって独立開業するのに、サラリーマンの同期より長く働くなんて考えられない。まぁ、これは年齢とともに考えが変わるのかもしれないけど。

もう一つ、資格試験のことばかり考えていて、私の人生において疎かになっていた投資について、昨年から少しづつ取り組んでいる。銀行定期に放り込んであった現金を投資信託に入れ、秋以降の上昇相場にうまく乗り、若干ながら資産を大きくできた。ここ最近の下落で含み益は目減りししているが、それでも十分な金額である。いまさらながら、金に働いてもらうメリットを実感しているところ。

自分でコントロールできない投資に人生をベットすることは危険であるが、手を出さずにメリットを享受しないのはもったいない。資格取得でしか人生(のカネに関する部分)を変えられないと考えていた自分にとっては、大いなる気づきであったと思う。でも、資格勉強に挫折したから投資に逃げようとしているようにも感じており、心の中の折り合いは良くない。自分のことであるが、自分自身が一番わからないものである。


今日はnagabotさんのライブ配信があり、心躍ったので、久々に心境でも書き留めておこうかと思った次第です

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