【音源を残す~五代目三遊亭圓楽「浜野矩随(のりゆき)」】



1月2日夜中の1時頃、目が覚めてしまい、ラジオをつけたら、落語が!
内容は新年早々、めちゃくちゃシビア!

「お前なんざ、死んでしまえ」みたいな事を耳元で聴くと、余計目が覚めてしまい、聴き続ける。
 噺家は、五代目三遊亭圓楽師匠、「笑点」の前々司会者と言った方がわかりやすいかも…。

 私にとって三遊亭圓楽師匠は、「笑点」の司会者という印象で、落語はあんまり聞いた記憶がなかった。

 しかし、聴いていると、「この人、司会者じゃなくて落語家だったのね」と今更ながら、認識。

 録音も1982年、師匠50歳頃の高座!若くもなく、しかし年を取り過ぎている年齢でもなく、いわゆる全盛期?的時代だったかも…。

 「音」の芸能、芸術っていうのは、一過性で、はかなく消えてしまうもので、それがいいんだけど、残らない切なさがある。

 残されたアーカイブ録音で、名人の芸に出会うことが出来るわけだね。「音源」、残しておくべきだなぁと思った次第…。

ただ新年早々「死んじまえ~!」は、考えさせられた。噺の内容はここには書かないが…。
「死ぬ覚悟」で物事取り組まなきゃ本物にはなれないってこと?元旦から2日の「初夢」もどき?
今宵も夜中に目が覚めたら、また新春落語、聴いてみるかな。

#五代目三遊亭圓楽 #浜野矩随 #ラジオ深夜便

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