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【福岡市医師会オーケストラ第10回定期演奏会】


 いつもは注射器あるいは聴診器を持っている手も今日は楽器、右手はバイオリンやチェロの弓だったに違いない!

 ご案内を受けてアクロス福岡シンフォニーホールでの「福岡市医師会オーケストラ」の第10回定期演奏会に出かける。

 出演するのは、福岡市医師会に関わる医療関係の皆様!
客席には多くの聴衆!(小さな声で言うが、プロの演奏家のコンサートの時よりずっとお客様は多いと思われる)
 演目もすごい!

☆ヴェルディ 歌劇「運命の力」序曲
☆コープランド 「アパラチアの春」オーケストラ組曲
☆ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」
☆ベートヴェン 交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」

 聴き応えある選曲である!
日頃は白衣を身にまとった方々も本日はタキシードにドレスにと正装!
 折り目正しいきちんとした演奏で、何より温かく優しい。
 お仕事の合間の練習はどんなにか大変だったろうと思う。
また、まだ収束していないコロナ禍で、職業上の立場を考えると、練習で集まることも難しい事多々だったのだろうと思うのである。
故にその演奏は貴く、清冽な印象なのであった。

 観客の中には小さいお子さんたちもいて、もしかしたら、小児科の先生に誘われて
やってきたんじゃないかな?と楽しく想像する。
子どもたちにしてみれば、いつも白衣を着て、診察している先生や看護師さんがタキシードやドレスで演奏している!新鮮な驚きがあったのではないだろうか?

 熱演の2時間!
このコンサートは「SOS子どもの村JAPAN」の広報活動も担っていた。
帰りに設置されていた募金箱にささやかな"気持ち"を入れ、軽やかな気持ちで帰途につく。来年もまた楽しみに!

#福岡市医師会オーケストラ #アクロス福岡シンフォニーホール #SOS子どもの村

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