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【ムゼッタとアヴェマリアと】

 本日立ち寄ること2回目の福岡ボルドーワイン祭り!
本日のお目当ては、ソプラノのサチ&リサさんのステージ!
だったのだが、テノールのミッチーノさんもサプライズのゲスト出演でラッキーであった。

さて、今宵の演目の中で、興味深かった選曲は、プッチーニの作品『ラ・ボエーム』からムゼッタのアリア「私が街を歩くとき」と作曲家が違う『アヴェマリア』2曲の選曲。

5月はカトリックでは聖母月、
聖母マリアを賛美する月で、そこからかカッチーニとバッハ=グノーのアヴェマリア2曲。5月が聖母月であることを知っている日本人は多くないだろうから、周知していただく事に貢献している。
が、私個人の感想だが、全く対極にある違うタイプの「女性」が同じステージの中で歌われるんだなぁ!という驚きがあった。

「ムゼッタ」は、"艶やか"というか"お色気"があるというか、端的に一言で言うならコケティツシュ代表!のような女性!(と思う。)
音楽を聴いていても艶やかだし、訳した歌詞を読むと(イタリア語はわかんないので)、
”私が一人で街をあるけば、
人々は立ち止まり、見とれるわ!
そして私の美しさを私の中にすべて求めるの、頭の先から足先まで”
〜みたいな意味らしい。

…私、相当長く生きているが、現実にこんな(自意識過剰?)女性、まだ会ったことがなく、今後も会うとは思えないので、歌劇の世界でのみムゼッタを演じるソプラノさんを眺め、こんな自信満々な女性!をどう表現するんだろうと興味津々で見ちゃう。

一方、アヴェマリアのマリア様はムゼッタとは真逆で(真逆であってほしい…)気高く従順で忍耐、芯の強い女性。(と私のイメージ)

全くタイプの女性が表現され、興味深い土曜日の夜!
この季節の良い5月の夜は、行ける限り、このコンサート聞きに行こう!

*ワイン🍷好きの皆様、100種類以上のボルドーワインが皆様をお待ちしているそうです!
飲めない私は、せめてワイン祭りの宣伝にご協力!(?) 
#福岡ボルドーワイン祭り #曲尾理紗 #永田早智代 #永田道雄 #thelack  

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