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【愛しの記念切手】

封書で出さなくてはいけない郵便物があり、切手を探す。
最近、郵送するときは、レターパックを使うことが多く、切手を使うことが極端に減ってしまった。
手持ちの切手を探していると、絵柄の美しい名画の記念切手、かわいらしいキャラクターの記念切手が出てきて、昔は、販売される度に買っていた事を思い出し、名残を眺めてみる。
"連絡"が"手紙"がメインの時代、便せんや封筒、切手は出す相手のお顔を思い浮かべて選んだものだ。
切手は絶対、記念切手しか使わない!
送り相手のイメージに合う切手を探し、封筒に貼れたら、書いた手紙の内容がまずくても許してももらえるのではないか?そう思えた。
私にとっての記念切手は免罪符?の役割も果たしていた。
さて写真のボッティチェッリ画「受胎告知」切手は、お気に入りで、かなりのシート数を買っていた。
発売年は2001年、21世紀に入った頃の切手だったことに改めて驚く。
ところで、「110円切手」というのは、買った当時は海外のエアメール用カードが出せる金額で、私はクリスマスカードの時に110円切手を使っていたと思う。
ボッティチェッリ画「受胎告知」、110円2枚で一枚の絵画作品になり、使うときは、それぞれ分けるのが辛かった。
今は海外の知人にはメールで、クリスマスカードを使うこともなく、またコロナ禍に入り、国によっては、郵便のやりとりが難しい国もあるとのこと。
手元に残っている8枚のこの「受胎告知」切手、もう手元に保存しておこう。
この切手を使うときは、この上なく素晴らしい吉報を出す時に使うとしよう。
いつの日かこの切手をお受けになる方!お楽しみに(?)

#記念切手 #日本におけるイタリア2001年記念郵便切手

#受胎告知 #ボッティチェッリ

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