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【"転ばぬ先の杖"のラジオ】


ラジオを聞くのが好きだ。

中学生の頃から、NHKの語学を4月に聞き始めては、すぐ挫折し、いつも聞くのは、FMの好きなDJさんやタレントさん、またNHKのラジオドラマ番組をよく聴いたものだ。

ラジオ番組は、耳だけなので、動きながらでも寝入りばなでも聞き続けることが出来るメリットがあった。

今のようにリモコンでなく、ダイヤルを回してお目当ての番組に周波数を合わせるのも、また楽しかった。
ガァガァなる雑音の中に、よく韓国語放送が入ってきた。
それで自分が住んでいる地域が''韓国"に近いことを認識したものである。

歳を重ねた今でもラジオ番組はほぼ毎日、聴いているが、いわゆるラジオ受信機は使っていない。
"ラジオ”なのに”ラジオ”で聴かない昨今なのである。

ラジオ受信機を使って聴く事が極端に減り、パソコン・スマートホンからradikoを聞くようになってしまった。
今やラジオ受信機は、部屋の片隅で飾り物のようになっている。

インターネットラジオの普及で、ラジオ受信機からのガァガァいう雑音も聴かなくなったし、有料会員になれば、自分の住む地域以外のラジオ番組も聴くことが出来るようになった。

充電さえ出来ていれば、スマホ1台あれば、ラジオ受信が対応出来る便利な時代になっている。
ラジオ受信機は今に消滅するんじゃないのかしらん?とさえ思ってしまう。

と思っていたが、おととい発生した大地震…

「停電やスマホの充電が出来なくなった状態の時、便利なのは、防災用ラジオです!
乾電池さえあれば、携帯ラジオで最新の情報が随時、受信できます。
緊急の時の情報源はラジオです!」

〜とラジオで語られるのを聞いて、
なるほど、緊急の時にこそラジオがいるんだ!

調べてみると、防災用ラジオという製品があり、しかもかなり手頃な値段で購入できるということがわかった。
(昔は携帯用ラジオも値段、高かった…)

緊急のことは、ない方がいい。
しかし、不測の事態は、まさに唐突にやってくる…。

災害で大変な状況の方々のいち早い復旧を心から祈る。
そして、私は今の平穏の状況に感謝しながら、"転ばぬ先の杖"防災用ラジオを注文してしまった3月18日…

#ラジオ #ラジコ #防災用ラジオ

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