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【ポイントカードへの執着?】


 "ない!あれ?ない!さっきポイントカード、見た気がするのに???”

 ビッグカメラのレジで支払いとビッグカメラのポイントカードを出そうとしたら、ポイントカードがない。
 財布の中を何度も見たが、ない…。
レジの方に迷惑をかけてもいけないので、ポイントカード無しで支払いをする。
「ポイントの後付けは出来ませんが」と言われるが、「じゃあ、今日は買うのやめておきます」というのも、本末転倒なので、購入する。(すごい金額の買い物だったら、出直したかもしれないが)

 それにしても「ポイントカード」…。今やあらゆるお店にポイントカードがあり、もはや何が何だかわからない位の枚数で、気を付けないと財布はポイントカードで膨れ上がる。

 なので、基本、よく使うカードのみ、財布に入れ、あとは別のケースに入れたり、持ち運びをしないこともある。

 しかしだ!
見つけられなかったビッグカメラのポイントカードは必ず財布に入れているはずの1枚だった。
そして、さっき商品を手にしていた時、持っていたような気もするんだがなぁ?

 手持ちのポイントカード中には紛失して再発行してもらったこともある。
が、このビックカメラのポイントカードは、何とか見つけ出したい!
 というのも、期間限定でデザインされたものだったからである。
家に戻り、あちこち探したが、やはりない…。

 もしやビックカメラの店内で落とした??
一縷の望みを託して、翌日の夕方、再度ビックカメラへ出向く(電話をして問い合わせようとしたが、雪のせいで人手が足りなかったのか、電話に出てもらえなかった)

 レジの店員さんに「昨日、ポイントカードの落し物がなかったでしょうか?”愛地球博”のデザインのものなんですが」と尋ねてみる。

取得物の部署に問い合わせてもらうと、
「お客様、”愛・地球博”のものですね?お客様、お名前は?…ございました!」
 ”あった!やった!”

 前日、製品を見ているときにカードを手にしていたような気がするが、製品を比較していたので、落としたことに気づかなかったのかも…。

 取りに行ってくれたレジの店員さんから手渡されたとき、「ありがとうございます!このカード、”思い入れ”がありまして」と咄嗟に言ってしまった。

 言ってしまってから、自分でもどんな”思い入れ”かよくわからなかったが、家でしげしげと見ると、「愛地球博」は2005年に開催されていたという事に改めて気づく。
ということは、私はこのポイントカードを”17年間”近く所有していたってことね。

 購入したものは、甥や姪たちに頼まれたものも多く、クリスマスに買ったゲーム他もろもろ、この「愛・地球博」のキャラクター・”モリゾー”の笑顔とともに”ポイント”(!)になってくれていったわけだ。
 私の”思い出”も”後付け”されているから、執着もするのかな。

 最近では、ポイントカードもスマホに付随するものも増え、今にこのタイプも消滅していくかもしれない。
 しかし、使える限りは、落とすことなく(!)"思い出"と共に取っておこう。

#ポイントカード #愛地球博

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