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【日本橋・丸善にて】~『小説兜町(しま)』清水一行作


 …昨日の日本橋三越紀行より続く。

「日本橋三越」を出て、お江戸・日本橋を散策すれば、目の前に書店・丸善の建物が見え、梶井基次郎の『檸檬』(←レモンって漢字で書けます?)が連想ゲームのように突如、記憶からよみがえる。

 "入ってみよう!私は梶井基次郎ではないけれど…"
〜と思いながら、
入り口すぐの平積みを見たら、まず目に入ったのが、文庫本の『小説兜町(しま)』!*”かぶとちょう”との漢字表記だが、”しま”と読むらしい。

 ここは日本橋!
日本橋兜町に絡めて、この文庫本を平積みしているのか?
このセンス、いいなぁ!
~と思ってしまい、この「日本橋」訪問の"記念"と"思い出"に購入。
こんな理由で本を買うのは、初めてである。

 もし私が推測したような理由でこの作品が平積みしてあったのなら、私はまんまとその策略に引っかかったわけである。
 正直、日本橋の丸善の入り口付近に平積みされていなかったら、購入しなかったと思う。
こんな動機で本を買うこともあるか…。

 自分のいる『場所」に刺激されて、本を購入することもあるのね。
清水一行氏の経済小説は、読んだことない。
この小説の時代設定は昭和40年代らしい…。
過去の日本橋兜町とその時代のに本の雰囲気を知るには、良い小説なのかもしれない。
初めて見る丸善のブックカバーも、日本橋の記憶とリンクされるような…。 
 東京・日本橋散策備忘録

#日本橋丸善 #小説兜町 #東京備忘録

初めての丸善カバーこれも日本橋の思い出になりそうな…

日本橋にいた!という理由て購入してしまった小説…

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