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【求心力ある指揮!】


 アクロス福岡シンフォニーホールで開催の九州大学フィルハーモニー・オーケストラ第211回定期演奏会へ!

今回は九大フィル初の女性指揮者・齋藤友香理氏を招いての演奏会とのいうことで、演奏会開始15分前に指揮者の齋藤氏とコンサートマスターの小野氏のプレトークがあったのだが、これがとても興味深かった。

 開演前に指揮者の方の肉声を聞く機会は、あまりないので、興味深く拝聴。
齋藤氏の九州大学フィルへの印象、取り上げる作品他諸々、コンマスの方との会話を通して聞いたことで、演奏を聴く心構えというか楽しみが出来た。

それにしても、
今日、職業上、男女の枠は外れてきているが、それでも女性指揮者はまだまだ数少ないと思う。
指揮棒を振る前の齋藤友香里氏の話しぶりは、シャキッとして、リーダーシップが取れる方で、しかし決して高圧的でなく懐が深い方なんじゃないかなぁ?という印象だったのだが、実際、指揮も小柄な身体が、とても大きく見え、メリハリのきいた指揮だった(と思う)。

 指揮者を"コンパス"に例えるのも失礼だが、じっかりしたコンパスの芯の中心軸から「指揮」という「円」でオーケストラを巻き込む「求心力」を感じた。

 オーケストラの皆さんも指揮者の元、よくまとまって、のびのびした演奏だった(と思う)
 私自身、オーケストラ(交響曲というべきか)あまり聴かないので、色々講釈するのは、非常に僭越なのであるが、それでも「新しい時代を感じるよね!」と思うアクロス福岡シンフォニーホールでの時間だった。

指揮者によって、演奏って変わるんだろうな…
また次回の及第フィルの演奏会が楽しみ!
備忘録として
#九大フィル #女性指揮者 #齋藤友香理氏



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