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補記ー【関西帰りのクライマックス!~スマホ発見!】



関西から戻り、博多駅での夕飯も終え、自宅に戻った際、父のスマホがないことが判明!

父の携帯ナンバーを鳴らすと、呼び出し音はする。
しかし、家の中で、音はしない…。

うどん屋さんのレシートを見て、電話をし、スマホの置き忘れがないか聞いてみる。
…が、スマホの忘れ物はないとのこと。

私の携帯から、何度も父のスマホにかけてみるが、呼び出し音はなるので、どこかにはあるのだろう。

しかし、どこ???

新幹線の忘れ物案内センターに電話するが、すでに時間外…。
”今日は万事休す”

言わなきゃいいのに、つい父に、何故、スマホをポケットの奥にしまっておかなかったのか?と言ってしまうと、父、「もう1度だけ、電話をかけさせてくれんか!」

私の携帯から消えてしまった自分のスマホに電話をしてみる父…

「今日は無理だってば!明日にしよう」と私が横で言った瞬間、
電話向こうに「もしもし」という声が!
それに対して父曰く
「もしもし、どなたですか?」
(自分の電話に出た方は誰だ?と思ったんでしょうね…)

私は、父から電話をひったくり、

私「もしもし、申し訳ありません、父がスマホを新幹線に置き忘れたみたいで」
男性「こちらJR熊本駅です。こちらでお預かりしてますが、取りにいらっしゃいますか?それとも着払いでお送りしますか?」
私「取りに行くというのは、熊本(!)までですか?」
男性「はい、そうなります」
私「”着払い”でお願いします!!!」

朴訥なゆったりとした対応をしてくださる駅員さんの様子に
この業務に慣れていることが伝わってきた。
住所を伝え、お礼を言い、携帯を切る。
熊本まで、忘れ物を取りに行かなくても、着払いで送ってくれるなんて、何てありがたい!
(乗車した新幹線は、鹿児島中央行きの「さくら」だった…。
「のぞみ」に乗車していたら、博多駅止まりなので、博多駅へ出向けばよかったんだろうが、「さくら」は、終点が博多駅ではないので、無理というわけである。)

かくして、問題解決!

そもそも、置き忘れた携帯が見つかると言うこと自体、すごいことではないか?
見つけた方がいて、届けてくださる方がいて、それを保管してくださり、さらには、送ってまでくれるというのだ!

海外でも同じようなシステムかもしれないから、「日本人で良かった!」と軽々に言うのは、問題があるかもしれない。

が、それでもだ!
翌々日、着払いで厚紙に包まれた父のスマホ見たとき、私は、日本に住んでいて良かった…と思わずにはいられなかった。

「着払い伝票」の”送り主”は「JR熊本駅・改札係」だった…
すでに送り主のことは、印字してある伝票で、こういう忘れ物がたくさんあるのだとわかる。

確かに、この国にも、色々な問題があるよ…
でも、忘れ物が届く国っていうのも、そんなに多いわけじゃなかろう。
世界情勢の中で、日本は傾国の道をたどっているっていう予測も聞くけど、「忘れ物」がまだ届く気風があるうちは、「希望」はあるんじゃないか?
~と私は思う。

いずれにしても、電話対応して送ってくださったJR熊本駅の駅員の方、ありがとうございました!
今後も、九州新幹線「さくら」(!)に乗車します!
次回は忘れ物、しません!

#新幹線さくら #忘れ物センター #九州新幹線

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