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表現再考: 忘れないように

 明日は夏至です。ないとうかるる、乃東枯の乃東は、うつぼぐさで、矢をいれる筒、靭のような形から命名されたようです。

 これは、夏には枯れることから、夏枯草(カコソウ)ともいわれ、目薬、むくみ、膀胱炎などの薬としても、珍重したようです。

 日本の七十二候では、終わるとか黄ばむ、枯れるという感じも多くて、小学校で、僕らの七十二候とかやると、向日葵咲くとか、朝顔のつる巡るとか、美しい風景描写になりそうです。日々の暮らしにまつわる実用性が重視もされています。

 筆をおこすに、あらためて考えると、結果を愛でるのでなく、暮らしのなかで、大きな変化に対応する付箋としてあるようにも思います。

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