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表現再考:蟋蟀居壁 蟋蟀が壁で鳴く

 線状降水帯で、九州も大変ですが、小暑の次候、蟋蟀居壁、蟋蟀が壁で鳴く、コオロギが壁で鳴くになりました。本朝の七十二候では、蓮始開です。

 コオロギの季節には早いんじゃないかなと思っていましたが、コオロギをしらべてみると、孵化するのが、立夏を過ぎて、小満芒種の頃から、夏至の頃で、確かに鳴き声に驚かされ始めるのがこの頃ですね。

 コオロギというと、思い出すのが、ディズニーの「ピノキオ」のコオロギですね。ピノキオは嘘をつくと鼻が伸びていきますが、嘘をついても、鼻高々の偉そうなひとばかりのようにも思います。
 自然を尊重せず、壊してもなお、汚れを、重ね、我関せず。その姿を、女神様やコオロギはどのように見ているのでしょうか。


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