展示感想：「浅野井春奈展」新宿高島屋　7月5日-17日

　新宿高島屋「浅野井春奈展」やってきました。
オシャリーな高島屋の二階のエスカレーターの下の通り、ウェルカムゾーンのガラスケースに、作品の彼女たちが、いました。

先程まで歩いていた南口の改札の空気が、まるでガラスケースの中に閉じ込められて置かれているような錯覚があります。

　十階の美術画廊の前の柱の前のケースにも作品は展示されています。

　まるで、コンサートや映画が始まるまで、並んで待っている女の子たちみたいです。

　浅野井さんの女性たちは、髪と唇にニスが塗られています。その表現は、かつての漫画チックな造形に、小振りながら、より生々しさを加えています。　

　わたしなの、、って言ってるような浅野井さんの作品、どこか垢抜けることのできないこの国の都心、新宿をぶらつくなら、是非、のぞいてみてください。