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展示感想:北嶋勇佑 木版モノタイプ展「きょうせいとしんぼる」

 北嶋勇佑 木版モノタイプ展「きょうせいとしんぼる」に行ってきました。

 今回の個展は、gallery Face to Faceのオーナーの山本さんから、「水と動物」というお題がだされて、それにあわせて作られています。



金や銀の箔を背景にしたせいか、日本画の琳派のような雰囲気に近づいてきました。

 今回は、キャンバスが、正方形のものが主で、そのため絵を見る方向が、中央に固定されがちで、視点を動かしにくく、やや窮屈な感じがしました。
 
 今回は螺鈿絵具を多くの部分に使用しています。それは、見る位置によって表情を変えるので、固定された部分に対して、うつろう部分が表現されています。



 そこに水、流れという今回のお題が関係しているようでもあります。
日曜日までですから、興味のある方は是非、足を運んでください。





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