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展示感想:Gallery Face to Face企画【12人のアーティストによるはがきサイズの作品展】11.3Fri.-11.12Sun.(3)
Gallery Face to Face企画【12人のアーティストによるはがきサイズの作品展】感想の三回目、ラストです。
やまぶきのりさんは、漆を使ったリトグラフの方です。これが、どうやって版画になるの?という不思議な趣をもつ作品を仕上げる方ですが、今回は、施した具材を剥がすことで作品をこしらえています。
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剥がされることによる抵抗が、また不思議な魅力を伝えてくれます。
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館泰子さんは、長い時をかけて作品を作られるのですが、今回は、コンパクトなサイズなため、必ずしもいつもの手法ではなさそうです。
小さいからこその軽やかさを感じました。
(画像確保できてませんでした。すいません。)
山内さんは、最近、小さい頃過ごした、九州の家が取り壊しになったそうで、それをモチーフにした作品がでています。
私的なものがテーマですが、広く社会に共有された事象に立脚するこれまでの作品と異なってます。
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存在をみるための特別な眼鏡を、いろいろと変えながら、それぞれで現れた像を組みあわせるような山内さんの手法ですが、それが、これまでは、〈何か〉をどう〈解釈〉するかということに繋げていたのですが、私的なモチーフになると、〈何か〉の〈意味〉をとらえなおすことになるかもしれません。
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山内さんにとっては、今回、はがきサイズというのも、手頃だったかもしれません。
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